体験学習先候補の訪問①

2022年09月26日  投稿者:IS 3年 M.M

こんにちは!今回は体験学習先候補の訪問についてお話したいと思います。長期タイFSでは、約5か月間、国立チェンマイ大学の留学生としてタイに滞在しますが、その内の2か月間は各学生が関心を持っているテーマへの理解を深めるために、現場に出て体験学習を行います。体験学習は3期に分かれていて、今年度は第1期15日間、第2期17日間、第3期20日間で、各期の終了時は、チェンマイ大学に戻り、体験学習中の学びの中間報告を行うことになっています。

2か月という短期間の体験学習を通して、タイ語が上手ではない外国人の私たち学生が自分の関心テーマについて情報収集し、考察できるように、押山先生と私たちの体験学習をサポートして下さるNGOのスタッフがそれぞれのテーマについて学びやすい体験学習先候補を事前に選定して訪問できるようにアレンジしてくれました。私たちは、体験学習先候補を実際に訪問し、自分の目で見て、話を聞いて、最終的に自分がどこで体験学習を行うかを決めました。

FSメンバーはそれぞれの異なるテーマに関心を持っていることから、体験学習先での学びをシェアーできるように、体験学習の候補先は全員一緒に訪問しました。これにより、私自身、今まで関心を持っていなかったテーマに触れ、学ぶことがたくさんありました。また体験学習先候補訪問で、先輩方が以前お世話になった組織や村に行くと、十年以上も前のことなのに、その先輩の名前も覚えていて、思い出の深さや繋がりの強さを感じました。

体験学習先候補を訪問することは、自分の関心が何なのか、何を学びたいのかを再考する良い機会になりました。しかし、2か月間、体験学習する場所は自分で決めなければなりません。自分が選んだ体験学習先でしっかり学ぶことができるのか、不安や葛藤で一杯ですが、何事も学びだと考え、挑戦していきたいと思っています。

体験学習先候補 子どもの家訪問
体験学習先候補 ドロップインセンター訪問