第2期体験学習を終えてーYWDC:Young Woman Development Center
2022年11月18日 投稿者:IS 3年 H.I
今回は第2期体験学習の活動と学びをお話します。第2期体験学習期間は10月17日から11月2日まででした。YWDCは10月末まで学期休みで、生徒たちが皆、家に戻ってしまったため、職員から生徒の情報の聞き取りをしたり、YWDCに関する資料を読んでまとめることに専念しました。生徒たちは10月31日にYWDCに戻ってきて、11月1日にはロイクラトン祭り※のイベントで披露するタイ舞踊の練習をし、2日にはロイカトン作り(写真参照)をしました。
私は第1期の体験学習を振り返る中で生徒たちが、①職業含め、どのような人生を送りたいと思っているのか②生きていく上で大切にしているものは何か③YWDCの生徒たちが抱えている問題は何か、に関心を抱くようになり、それらをアンケート形式にし、調査をしました。「どのような人生を送りたいか」に関しては、「幸せに」「自然の中で」という回答が多かったです。次に「生きていくうえで大切にしているもの」の回答は「家族」と答えている生徒が殆どで、その他「友達」「勉強」という回答もありました。最後に「生徒たちが抱えている問題」は「将来に対する不安」が9割を占めていました。
これらの結果を踏まえて、体験学習の仮テーマを「農村の貧困家庭の女子たちの人生設計の立て方」に決めました。今回行ったアンケートでは抽象的な答えが多かったので、第3期体験学習中に、テーマに関する質問がもっと具体的にできるように努めていきたいと思います。
※ロイクラトン祭りは「灯籠流し」として知られていて、旧暦12月の満月の夜に人々が川岸に集まり、川の女神に感謝の気持ちを捧げるため、クラトン(灯籠)を流します。タイ人はこの行いを、悪運やネガティブな気持ちを払い、幸運やポジティブな気持ちをもたらす方法だと信じています。
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