チェンライ農村ホームステイ・フィールドトリップ

2024年09月15日  投稿者:PH4年 Lily

チェンマイの滞在期間も1カ月になりました。タイ語の授業やタイの文化、歴史などの講義を終え、私たちは9月2日から9月6日までチェンライというタイの最北端の県に行ってきました。フィールドトリップ前半では京都精華大学名誉教授のボゲット先生による「泰緬鉄道」についての講義、タイ長期3期生伊能さくら先輩が運営するSharingについての話と先輩からのアドバイスを聞きました。後半ではパンラオ村(1963年に豊かな土地を求めて東北タイからチェンライに移住した東北タイ人の村)で2泊3日のホームステイをしました。Sharingとはチェンライの山岳エリアに存在するさまざまな深刻な社会問題を解決するため、その地域の人々と共に歩み、より良い社会づくりを進めるタイの団体です。さくら先輩は主に日本人を対象にボランティア活動や村のホームステイのアレンジを行っています。

今回のフィールドトリップで特に印象に残ったのは、さくら先輩がおっしゃっていた言葉です。それは体験学習中では「前向き」でいることを心がけるということです。私はどちらかというと不安になりやすく、考える必要のないことまで考えて自分を追い詰めてしまうところがあります。今回先輩からこの言葉を聞いて、いつもならそこまで自分の心に響かない「前向き」という言葉がとても心に残りました。それはきっとさくら先輩がタイ長期FSの先輩であり、現在もタイという国で自分らしく働いている姿を見て、経験を通して語る言葉の重みを感じたからだと思います。また自分の思考次第で物事の方向性や捉え方が大きく変わっていくことを学びました。「前向き」と言葉でいうのは簡単で、実際に行動に移すとなるとまだまだ練習が必要ですが、タイ長期FSで自分の思考の癖を変えていけたらいいなと思います。

写真中央がさくら先輩