タイ・チェンマイからの手紙 「長期フィールドスタディ」体験記

恵泉女学園大学では、日本や外国を理解する際に、机上の知識だけでは学び取ることのできない人間的な理解こそ必要だと考えています。恵泉女学園大学では国外現地授業として、約5ヶ月間タイで実施される長期フィールドスタディが用意されており、今も、多くの学生が現地で学んでいます。そんな様子を学生の皆さんが現地からレポートいたします。

カレン民族パーユアン村で体験学習を終えて

2015年01月05日  投稿者:IS3年 松葉愛

私は、「カレンの村の食生活を通して考えた人とのつながり」というテーマでカレン族が住んでいるパーユアン村で体験学習を約2ヶ月させていただきました。食を通した日々の生活の中での人とのつながりを料理、食事、食材採集、お茶を飲む、農作業の5つの視点から親子、家族、親戚、村外とのつながりと分け、村では人と人がどのような人間関係を構築し、生活しているのかについて考察しました。

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農作業後の休憩

ニューライフセンター

2015年01月05日  投稿者:佐々木 由希

私は体験学習の2か月間、チェンマイにあるニューライフセンターでお世話になりました。ニューライフセンターは人身売買や虐待を受けた少数山岳民族の少女たちを保護し、教育する機会を与え、自立を促すことを目的に活動するNGOです。私はその活動の中で人身売買被害者とその危険性のある少女たちに行われている精神的なケアと自立のための教育を見てきました。

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少女たちに日本語を教えているところ

体験学習先「ニューライフセンター」

2014年10月27日  投稿者:佐々木 由希<IS3年>

ニューライフセンターを訪問しました。そこでスタッフのワラポンさんにお話を伺いました。ニューライフセンターは人身売買や虐待を受けた少数山岳民族の少女の救済シェルターとして自立を促すことを目的とした支援センターです。様々な組織と協力しながら少女たちへの教育や職業訓練を行っています。それ以外にも人身売買撲滅のためのキャンペーンやメディアを通して人身売買の情報を提供しています。

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少女たちが作ったアクセサリー

12人の体験学習先

2014年10月24日  投稿者:石井千晶(JL2年)

私たちは、10月中旬から約2ヶ月にわたる体験学習を行うために、それぞれの興味のあるテーマで活動している組織や村へ行きます。12人の体験学習先は、以下の通りです。

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アカアマカフェにて

タイでの生活、食事

2014年10月22日  投稿者:江藤あゆみ(国際社会学科2年)

今回はタイでの生活、食事について紹介します。タイ語の授業がある日は朝10時から授業があり、2時間授業をしたあとにチェンマイ大学教育学部の食堂でお昼ご飯を食べます。1食20バーツ(日本円で約60円)でおいしいごはんが食べられます。私は学食ではカオマンガイという鶏肉がのったごはんをよく食べます。授業が終わると私たちが寝泊まりをしているユニサーブに帰り、タイ語の復習をしたり勉強を教え合ったりしています。

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