タイ・チェンマイからの手紙 「長期フィールドスタディ」体験記

恵泉女学園大学では、日本や外国を理解する際に、机上の知識だけでは学び取ることのできない人間的な理解こそ必要だと考えています。恵泉女学園大学では国外現地授業として、約5ヶ月間タイで実施される長期フィールドスタディが用意されており、今も、多くの学生が現地で学んでいます。そんな様子を学生の皆さんが現地からレポートいたします。

チェンマイ大学でのタイ語の授業

2014年09月08日  投稿者:田宮真実<IS3年>

タイ語の授業は、9月1日から始まり、授業は毎日午前10時から12時の2時間です。二クラスに分けられ、一クラス6人で授業を受けています。
私たちのクラスは、タイ文字や発音、簡単な単語や会話を中心に行われています。先日の授業では、タイの童謡を教えてもらい、その歌詞にある単語を覚えたりしました。
タイ語の発音は、日本語にはないような発音があったり、同じ言葉なのに発音によって全く違う意味合いになってしまう単語もあり、毎回先生に直され、苦戦しています。
これから、農村ホームスティや体験学習先に行くに当たっては、現地の人との会話がとても重要になってくると思います。その中で授業で習ったことを活かせるように、ただ単語を覚えていくだけでなく、正確な発音も一緒に覚え、現地の人と積極的にやり取りできたら良いと思います。」

講義「北タイの歴史」

2014年09月05日  投稿者:R.S(国際社会学科3年)

チェンマイ市内にあるチェンマイ美術文化センターでチェンマイ大学のソムチョート先生に、北タイの歴史について講義して頂きました。チェンマイ美術文化センターの建物は、ラーマ6世の時代に建てられた建物で、北タイを統治する役所として1984年まで使われていました。その後修復されて現在は、チェンマイ美術文化センターとして使われています。

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講義風景

「チェンマイの歩き方」講義を受けて

2014年09月03日  投稿者:松場愛 (国際社会学科3年)

チェンマイ在住で、チェンマイのガイドブックや北タイ情報誌「CHAO ちゃ~お」の記事を執筆していらっしゃる河野せつこさんに「チェンマイの歩き方」を伺いました。「CHAO ちゃ~お」は北タイの観光名所やチェンマイの地図を紹介をするだけでなく、北タイのニュースを日本語に翻訳したものや山岳民族の生活の様子なども紹介しています。

河野さん曰く、チェンマイにある旧市街地の四角形にはお寺が多く建設されていて、特にワット・プラシンやワット・チェディルアンなどは北タイでは歴史的に有名なお寺だそうです。お寺の他にもカフェや可愛いタイの雑貨屋さんや市場など、河野さんのおすすめする場所を教えていただきました。 私は今年の2月に短期タイFSに参加したので、チェンマイは今回で2回目ですが、まだまだ知らない場所が多くありました。チェンマイはお寺など歴史的な建築物が多くありますが、買い物のできるショッピングセンターやお洒落なカフェなどもあり、歴史深いチェンマイと現在のチェンマイが融合されていて素敵な街だという印象を受けました。これから、もっとチェンマイの街のことを学び、タイの生活を楽しみ、充実した5ヶ月を過ごしていきたいです。

「チェンマイの歩き方」講義の様子

長期フィールドスタディ(FS)の抱負

2014年09月01日  投稿者:人間社会学部国際社会学科 3年 木村遥

2014年度長期FS参加学生12人で、8月27日、夜遅くにチェンマイに到着しました。到着して2日目に長期FSに参加して「達成したいこと・目標は何か」「目標を実際に達成するためには何をするべきか」「団体生活を円滑に送れるようにするためにはどうするべきか」「今不安に思っていること」をそれぞれが用紙に記入し、発表しました。

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それぞれの長期FSの目標

長期FSで学んだこと

2014年01月28日  投稿者:IS3年 高橋由佳

私は、森とともに生きるカレン族の村、パーユアン村で「自然資源管理から見えた食文化」をテーマに、自然資源をどのように管理、利用されているのか食を通して考察を深めました。「食」という切り口から、パーユアン村のライフスタイルも学ぶことができました。

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調理中の食材