タイ・チェンマイからの手紙 「長期フィールドスタディ」体験記
恵泉女学園大学では、日本や外国を理解する際に、机上の知識だけでは学び取ることのできない人間的な理解こそ必要だと考えています。恵泉女学園大学では国外現地授業として、約5ヶ月間タイで実施される長期フィールドスタディが用意されており、今も、多くの学生が現地で学んでいます。そんな様子を学生の皆さんが現地からレポートいたします。
チェンライのNGOを訪問して
2022年09月09日 投稿者:IS 3年 A.K
こんにちは!今日はタイの最北端チェンライ県へのフィールドトリップの際に訪問したNGOについて話したいと思います。私たちはタイとミャンマーとの国境の街にあるクルーナム財団のドロップインセンターを訪問し、スタッフのウッド先生に話を聞きました。
体験学習テーマ発表
2022年09月06日 投稿者:IS 3年 H.I
私たちの2か月間に渡る村やNGOでの体験学習をサポートしてくれるNGOのISDEP(Institute for Sustainable Development Education and Promotion)スタッフの前で、各学生の体験学習テーマについて発表しました。
まず体験学習テーマ発表の前に、絵を描いて自己紹介をしました。人によって描いているものが様々で、自分が大切にしているものや人を再認識する機会となりました。描き方、描くペンの種類、何を絵の中心にするかなど、それぞれの個性が表れていて面白かったです。タイに来てから毎日一緒に過ごしていますが、メンバーの新たな一面を知ることができました。
休日の過ごし方
2022年09月05日 投稿者:IS 3年 H.I
長期タイFS中の土日は、基本的に自由時間になっています。メンバーによって過ごし方は異なり、ユニサーブの部屋で休んで、ゆっくりしている人もいれば、外出する人もいます。今日は私の休日の過ごし方を紹介します。
講義「タイのプラスチックごみ問題解決のための取り組み」
2022年09月01日 投稿者:IS3年 A.K
サワディーカー!今日は「タイのプラスチックごみ問題解決のための取り組み」について話したいと思います。私たちはチェンマイラーチャパット大学、理工学部工業技術学科のDr. Wechsawan Lakas<ニックネームはパオ>先生が取り組んでいる使い捨てプラスチックを削減するためのプロジェクトサイトを訪問し、パオ先生から話を伺い、プラスチックごみを使ったアップサイクル製品のブロック作り体験をさせていただきました。
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講義「タイのエスニックグループ」
2022年08月31日 投稿者:IS 3年 M.M
サワッディーカー!今日はカレン民族のプラスート先生からタイのエスニックグループについての講義をしていただきました。先生自身がカレン族でカレン族として生きる権利、そしてまだタイでは認められていない先住民族の権利を主張する活動をしています。先生は、1999年に設立されたNGO Inter Mountain Peoples Education and Culture in Thailand Association (IMPECT)の初代代表 で、現在はPgakenyaw Association for Sustainable Development(PASD)の代表です。今回、私たちが講義を受けたIMPECTの大会議室がある建物は日本のODAの一環である草の根・人間の安全保障無償資金協力で建設されたもので、恵泉の長期タイFSに参加した先輩の中にはIMPECTで体験学習させていただいた方もいるそうです。ここでもまた日本とタイ、そして恵泉女学園大学との繋がりを感じました。