11月26日から12月4日まで「仏伊独における移住家事・介護労働者-就労実態、制度、地位をめぐる交渉」の研究プロジェクトでパリを中心とした調査に行ってきました!
研究チームはIMAGE研究会(国際移動とジェンダー)という違う大学に所属する女性移民に関心のある研究者・院生からなっています。
2005-08年度までアジアの女性移民を中心に、昨年春からフランスいる移民(2世、3世を含む)人たちがどのように家事・介護労働にかかわっているのかを調べています。
今回は3度目の現地調査で「対人サービス」の見本市と高齢者介護施設に焦点をあてました。
フランスの移民2世、3世はフランス国籍で統計上「外国人」「移民」としてできませんが、実際に調査するとほとんどが「外国出自」だとわかります。
統計ではわからないこと、論文では決して書かれないことがあるからこそ、「本当はどうなのか」自分で確かめる調査の必要性を再確認しました。
が、パリは寒かった。
定松文(国際社会論)