南米アンデスの山中にポトシ鉱山が発見されたのは1545年、スペイン人によるインカ帝国の滅亡からわずか十数年後のことだった。スペイン植民地時代に「セロ・リコ(富の山)」と呼ばれたその鉱山で産出された大量の銀は、その後スペイン銀貨としてヨーロッパそして世界中に流通し、産業革命の前段階である経済革命を引き起こした。
2011年08月05日
南米アンデスの山中にポトシ鉱山が発見されたのは1545年、スペイン人によるインカ帝国の滅亡からわずか十数年後のことだった。スペイン植民地時代に「セロ・リコ(富の山)」と呼ばれたその鉱山で産出された大量の銀は、その後スペイン銀貨としてヨーロッパそして世界中に流通し、産業革命の前段階である経済革命を引き起こした。