海のなかに突然避雷針が飛び出したように、粛然と姿を現すモン・サン=ミシェル。フランス西北部のノルマンディー半島の付け根ちかくのモン・サン・ミッシェル湾の干潟にある。雄大な自然の中に圧倒的な存在感をもって現れる建造物は、数ある世界遺産のなかでもマチュ・ピチュと並び人々の心を捉えてやまない。
このモン・サン=ミシェルはフランス語で「聖ミカエルの山」を意味し、モンは山、サン=ミシェルは旧約聖書にその名が記され、守護聖人としても有名な大天使・ミカエルのフランス語読みである。
2012年9月18日
モン・サン・ミシェルとその湾
2012年09月18日