2013年7月22日

ウルル/エアーズ・ロック―畏敬の念を起こさせ、信仰をめざめさせるもの(オーストラリア)

2013年07月22日

1985年、ウルル(当時エアーズ・ロックと呼ばれていた)はオーストラリア政府によってアナングの人々に返還された。アナングは、ようやくウルル・カタ・ジュタ国立公園の伝統的所有者と認定され、この巨大な砂岩の岩に対する彼らの伝統的な名称のウルルは、以前の名称であるエアーズ・ロックにとって代わることになった。近年は、名前を二重にして呼ばれている。この岩とそれを取り巻く地域は、驚くほど美しく、特殊な場所として存在している。そこから見られる景色は、平らな赤い大地の360度のパノラマであり、ウルルそのものと遠くのカタ・ジュタ(オルガ岩群)以外にはさえぎるものは何もない。空はこの平らな赤い風景を日中青いドームで覆う。夜には星をちりばめた奇跡となる。

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夕日に染まるウルル