2013年9月22日

避暑山荘~外交の舞台となった離宮(中華人民共和国)

2013年09月22日

北京から東北方向に200キロ余り、万里の長城を越えた先に、承徳はある。承徳は熱河とも呼ばれた場所で、緯度が高く標高も300メートルを超えるため、気候は冷涼である。ここには清朝時代に建設された避暑山荘があって、今も世界中の人々を迎え入れている。清朝は元来長城の外側に暮らす満州族が立てた王朝であり、承徳はいわばふるさとの地にあった。

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「四庫五書」を収めた清王朝の蔵書楼