北京から東北方向に200キロ余り、万里の長城を越えた先に、承徳はある。承徳は熱河とも呼ばれた場所で、緯度が高く標高も300メートルを超えるため、気候は冷涼である。ここには清朝時代に建設された避暑山荘があって、今も世界中の人々を迎え入れている。清朝は元来長城の外側に暮らす満州族が立てた王朝であり、承徳はいわばふるさとの地にあった。
2013年09月22日
北京から東北方向に200キロ余り、万里の長城を越えた先に、承徳はある。承徳は熱河とも呼ばれた場所で、緯度が高く標高も300メートルを超えるため、気候は冷涼である。ここには清朝時代に建設された避暑山荘があって、今も世界中の人々を迎え入れている。清朝は元来長城の外側に暮らす満州族が立てた王朝であり、承徳はいわばふるさとの地にあった。