多摩市立西愛宕小学校での英語発表会

2013年10月31日

活動日:2013年10月30日
西愛宕小学校での英語発表会のサポートを終えた感想:
いつもは事前に用意された指導案を使って活動していましたが、今回は私と他のメンバー2人が指導案作成の担当になったため、絵本や目標言語を決めるとこからスタートしました。私は以前教育学の授業で「あるアニメ映画の監督はお客さんの反応も作成中の原稿に書き込んである」ということを知りました。お客さんは劇場でただ見ているだけでなく、お客さんの心の変動や、つい言葉にしてしまうようなリアクションを大切にしながら物語を進めるのがその監督の方針だということでした。それに倣って、私もどのようにしたら子供たちの発話やリアクションを引き出せるかを考えながら指導案を作成しました。練習指導の日はいつも緊張しました。児童は素直なので過去には「つまらない」と言われたこともありましたが、そういう時に限って私たちは自分達の目標を達成することばかり考えていました。しかし今回はメンバー同士入念に事前打ち合わせをし、皆の目標や理想が一致できるように十分に時間をかけて話しあいました。結果、授業が終わった時児童たちが「もっとやりたい!」と言ってくれました。それがとてもうれしく、その声が聞けた時こそ私たちが成功した瞬間だと思いました。英語劇も無事に終わり、始まる前よりもずっと自信に満ちた児童たちの姿を見て自然と私も勇気をもらいました。人に教育する責任の重さや、英語の楽しさを分かち合いたいと思う気持ちを、私自身児童からたくさん学びました。貴重な体験に感謝しています。本当にありがとうございました。

(KEES 3年生 繁田栞)