KEESによる多摩市立多摩第二小学校での外国語活動の実践

2014年12月09日

英語を子供達に教えることに興味を持つ学生から成る「恵泉英語教育研究会(Keisen English Education Society = KEES)」のメンバーが、11月26日、12月3日両日に多摩市立多摩第二小学校の6年生クラスを訪問し、担任の先生のご協力を仰ぎながら外国語活動の実践を行いました。KEESは、大学が行う地域貢献活動の一つとして、2007年より稲城市や多摩市内の小学校において、英語の楽しさを伝える授業に取り組んでいます。

外国語活動の実践に参加した学生の感想

先日、多摩市立多摩第二小学校で外国語活動を行わせていただきました。今回は初めて、2日にわけて、計3クラスで活動させていただきました。今回の実践内容としては、warm-upとして児童が知っている歌と、新しい歌を使ってゲームをし、次にワードブックを使ってかくれんぼゲームや好きなもの当てゲーム、さらに前置詞に焦点を当ててカード探しゲームも行いました。また、今回は6年生ということで、英語を読める感覚を感じてもらいたいと思い、最後に、最初に紹介した新しい歌の歌詞カードを配り、みんなで文字を追って一緒に歌いました。多摩第二小学校の先生方と児童のみなさんは、外国語活動にとても積極的で取り組んでくれ、私たちも英語を楽しむ雰囲気を作りやすかったです。今回はいつもよりも外国語の授業という雰囲気を前面に出し、ただ楽しいだけではなく、外国語を学んでいるような授業になるように心がけました。少し堅い雰囲気になってしまわないか心配でしたが、活動中、どのクラスの児童さんも積極的に活動し、笑顔がたくさん見られたので、楽しんで学んでくれていたことがわかり、安心と同時に、嬉しかったです。

このメンバーで行う活動はこれで最後になってしまうかもしれませんが、前回よりも確実に成長したことを、メンバー全員が感じたと思います。そしてこれらの経験は、それぞれのメンバーにとっても価値あるものになったと思います。

最後になりましたが、恵泉で指導に当たっていただいた先生方や多摩第二小学校の先生方、また、毎回ご支援いただいているゾンタクラブの皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。1年間、ありがとうございました。

(英語コミュニケーション学科3年 久城美寿希)