2016年8月
東京IIゾンタクラブ例会での「かものはしプロジェクト」の卓話に参加しました
2016年08月30日
8月18日(木)、KEES・恵話会の活動支援をしてくださっている「東京IIゾンタクラブ」の例会に学生6名が出席し、「かものはしプロジェクト」についての卓話を拝聴しました。「かものはしプロジェクト」は児童買春問題に取り組んでいるNPO団体です(URL: http://www.kamonohashi-project.net/)。例会のプログラムは下記の通り。
- 開会
- 国際ゾンタ目的唱和
- 認定NPO法人 かものはしプロジェクトによる卓話
「『子どもが売られない世界』をつくるため ― カンボジア、インドでの取り組み」
学生の感想
- 「今回、子供たちが売られる過程を学んだり、実際の映像を見たことで、世界で起こっている悲惨な現実があるということを改めて感じることが出来ました。自分より小さな女の子たちが、想像もできないほど辛い体験をしていると思うととても悲しく、多くの国がより良い状態になって欲しいと強く思いました。また、現状を認識することがそのための第一歩だと知り、多くの人に現状を知ってもらいたいと思いました」
- 「自分の知らないところで毎年180万人という子供達が傷つけられている現状に衝撃を受けました。そして、そんな子どもたちのために、様々な観点から支援をしている取り組みに感銘を受けました。解決が難しい問題だと思いますが、支援をすることで少しずつ現状が良くなっていることが分かり、多くの人からの支援が継続されることで、解決できる問題なのかもしれないと考え方が変わりました。」
- 「お話を聞いて、世界には私よりも若い女の子達が貧困によって望まない仕事を強いられ、心身共に苦しめられている現実があるという事を知ることが出来ました。私は、世界には貧困により苦しめられている子供たちがいるという事は知っていましたが、今回、現実は私の想像を遥かに越えて厳しいものであるという事を学びました。世界には女性というだけで差別され、苦しめられている女の子達が大勢いるという事を知りました。私は今日卓話で学んだ事を多くの人に伝え、世界の女の子達を救う手助けをしたいと思いました。」
- 「日本に居ると気付くことが出来ない世界が抱える問題や現状について、そしてそれに対してこれからどういった取り組みが必要になるのかなどについて知るきっかけになりました。私よりはるかに年下の子供たちが紹介してくださった映像には登場しており、見ていて胸が痛むシーンも多々ありました。しかし、こうした現実を受け止め、自分には何が出来るのか、どうしたらこの子供達の人生を少しでも良い方向にシフトチェンジできるのかということを考え、これから先の行動をしていくことが大切だと思いました。自分の中で世界を知ること、視野を広げることの一つの良い経験となりました。」
恵話会・KEESによるタマキッズライブラリーでのお話し会の実施
2016年08月24日
8月17日(水)・18日(木)に、恵話会 (恵泉お話を語る会)メンバー7名(卒業生を含む)とKEES(恵泉英語教育研究会)メンバー6名が、多摩センター駅近くにある「タマキッズライブラリー」(一般社団法人 多摩児童図書館)を訪問し、2日間にわたり日本語、英語両方で絵本の読み聞かせ、手遊び、歌を含む「お話し会」を実施しました。夏休み中ということもあり、幼児や小学生の数は少なかったものの、子供達との交流を通して、英語の楽しさや日本語でのお話しのおもしろさを伝えることができました。
プログラムは以下のとおりです。
17日(水)(恵話会による「お話し会」)
午前の部(幼児対象)
- 絵本『ねずみくんのチョッキ』
- 手遊び「のねずみ」
- 絵本『こわーいはなし』
- 歌「おばけなんてないさ」
- 絵本『おばけおばけのかぞえうた』
- 手遊び「おばけが やってきた」
- 絵本『たまごのえほん』
- 手遊び「コロコロたまご」
- 絵本『ねずみのかいすいよく』
- 絵本『わたしのワンピース』
午後の部(小学生対象)
- 絵本『もうぬげない』
- 絵本『ぴーかーぶー!』
- 歌「おばけなんてないさ」
- 絵本『はじめてのやまのぼり』
- 絵本『としょかんライオン』
18日(木)(KEESによる「お話し会」)
- 歌 "Row, Row, Row Your Boat"
- 絵本 "Dear Zoo" By Rod Campbell
- 歌 "BINGO"
- " 絵本 Handa's Surprise" By Eileen Browne
参加した学生の感想
- 来てくれた子供の年齢が想像していたよりも低くて驚きましたが、歌を歌ってるときや本を読んでいるときなど、笑ってくれたり楽しんで歌ってくれたりしてよかったと思います。
- お母さん方と少し話をしたときに『雨が降りそうだったからくるのをやめようかと思っていたけど、昨日(17日)も来て子供が楽しそうだったからまた来ました。』と言ってくださりとても嬉しかったです。
- 初めてのお話し会への参加でしたが子どもの反応が多くあり、緊張せず、子供達と一緒に楽しめました。
- おはなし会が終わってからもオモチャで子ども達と遊べて楽しかったです。
- 子ども達に読みたい本を選んでもらえるようにしたことで、集中して聞いてくれたのでよかった。
多摩市立唐木田児童館での英語活動「英語で歌ってあそぼう!」の実践
2016年08月18日
KEES(恵泉英語教育研究会)メンバー1年生9名が8月3日(水)、13:30より約45分間多摩市立唐木田児童館で英語活動を行いました。幼児・小学生約30人の子供達が元気よく参加してくれ、英語の歌、ゲーム、絵本を楽しんでくれました。プログラムは下記の通りです。
- ジェスチャーゲーム
- ハローソング
- 英語で歌を歌おう!踊ろう!
"Teddy Bear" (テディベアの歌)
"A Sailor Went to Sea" (水兵さんが海へ) - 英語の絵本 "Handa's Surprise" by Eileen Browne
- 英語のゲーム "Let's make shapes"(形をつくろう!)
- グッバイソング
学生の感想
今回初めて学外での活動を行いました。最初は子供達がたくさん来てくれるのかどうか心配でしたが、例年よりも多くの子供達が参加してくれ、楽しんでくれました。子どもたちの元気いっぱいな姿に私たちの方が圧倒されました。みんなで一緒に楽しんで活動ができ、良い経験となりました。
(英語コミュニケーション学科1年生 梶浦 千聖)
KEESによる多摩市立南鶴牧小学校での外国語活動の実践
2016年08月12日
KEES「恵泉英語教育研究会(Keisen English Education Society )」のメンバーが、6月29日、7月6日、7月13日に多摩市立南鶴牧小学校4年生のクラスを訪問し、担任の先生のご協力を仰ぎながら外国語活動の実践を行いました。授業はすべて英語で行い、ウォームアップでは「出席番号ゲーム」(自分の出席番号が聞こえたら座っていくゲーム)や"ABC"ソングを歌ったのち、『WORD BOOK』を用いて、英語のヒントを聞きながらページを当てるゲームや、動物の特徴を英語で聞いて、動物を当てるguessing ゲームなどを楽しみました。英語での動物の名前に慣れたところで、今度は動物の絵が描かれたカードを使いながら、神経衰弱のように同じ動物の絵を当てていくMatching ゲームにも参加し、様々な英語の表現に慣れ親しみました。どの活動も子供達は積極的に参加してくれました。
外国語活動の実践に参加した学生の感想
- 「今回の活動に参加して、子供達に教えることが楽しいと感じることができたし、初対面の人の前で話すことへの抵抗も若干なくなりました。子供達に教える際、どのようにしたら英語を分かってもらえるか、楽しんでもらえるかを考えるのは大変だったけれど、とても良い経験になった。」
- 「どの活動に対しても子供たちは真剣に取り組んでくれていて、楽しんでいるのがこちらまで伝わってきた。子供達のそのような気持ちを感じ、私たちももっと楽しんでもらおうという意欲がわき、とてもやりがいのある活動になった。」
- 「子供達の「そうゆうことか!」、「わかったぞ!」という声が聞けたのが私の中で一番心に残っているし、嬉しかった。そして子供達の無限にある可能性と力を改めて知ることができた」
- 「初めはこちらが英語で尋ねても、子供たちは日本語で返してきたが、徐々に英語を使って答えてくれるようになり、こちらの熱意がちゃんと子供達に伝わっているということが分かり楽しく活動することができた。だからこそ、自分の発言や行動にもっと責任を持ち、子供達に正しい知識をつけてもらえるようにがんばりたいと思った」