恵話会・KEESによる多摩児童図書館でのお話し会の実施
2017年08月10日
7月31日(月)に、恵話会 (恵泉お話を語る会)メンバー7名(卒業生を含む)とKEES(恵泉英語教育研究会)メンバー7名が、多摩センター駅近くにある一般社団法人 多摩児童図書館(多摩キッズライブラリー)を訪問し、日本語、英語両方で絵本の読み聞かせ、手遊び、歌を含む30分程度の「お話し会」を実施しました。当日は24組の親子、50名ほどが参加し、0歳児の赤ちゃんから幼児までと幅広い年齢層となりました。会の開始前と終了後に子供達との交流の機会もありました。
プログラム
KEES
- なんだろう? "What is it?"
- 英語の歌♪"Skidamarink"(スキダマリンク)
- 英語の絵本"YES"(『やだ!』) By Jez Alborough
恵話会
- 『ぼちぼち いこか』 マイク=セイラー さく ロバート=グロスマン え いまえよしとも やく
- 『だるまさんと』 かがくい ひろし さく
- 手遊び 「いろんなはなび」
- 『キャベツくん』 長新太 文・絵
学生の感想
「一年ぶりの多摩児童図書館での活動となりました。今年はKEESと合同で行いました。それぞれの発表時間は短かったのですが、学期終了後すぐの活動であったため練習時間を取るのが難しかったです。また、初めて地域貢献活動に参加するメンバーもおり、私はまとめる立場だったにも関わらず臨機応変に対応することが出来ず、焦ったこともありました。しかし周りのメンバーが対応しきれないところを補ってくれたり、意見を言ってくれたおかげで自分は一人ではないことに気づくことができました。メンバーそれぞれが自分の役割だけではなく、周りにも目を向け、助け合うことで、協力して作り上げることができたように感じます。当日は様々な年齢のたくさんの子供達が集まってくれて嬉しかったです。」
(日本語日本文化学科2年生 N.K.)
「今回初めてKEESとの合同のおはなし会を経験しました。KEESにあって恵話会にないものや逆に恵話会にあってKEESにないものなどの改善点が見つかりました。また今回は多摩児童図書館での活動だったため、小さい子供が多く、なかなか集中できないこども達がおり、もっと工夫しなければならないと感じました。今回の反省を生かし次回の活動ではもっと良いものを作れるようにしたいと感じました。」
(日本語日本文化学科2年生 R.T.)
「たくさんのこども達を前にして、最初は英語がうまく伝わるか、一緒に歌やダンスをしてもらえるかなど不安もありました。しかし、当日はメンバー全員が力を発揮し、良い笑顔で、英語の楽しさを伝えることができたのでとても嬉しかったです。まだ母語もままならないのに、英語を使ってお話ししても伝わらないのではないかと思いましたが、ジェスチャーを付けることによって、英語の意味が少し分かったのか、子供たちが反応を示してくれ、感銘を受けました。子供たちに英語で話すとき、ジェスチャーは欠かせないものだと改めて感じさせられました。今回の多摩キッズライブラリーでの経験を活かして、秋学期に行われる保育園での活動も頑張りたいと思います。」
(英語コミュニケーション学科1年生 H.D.)
「多くのこども達とお母さん方が来てくださり、活動を進めることが出来ました。こちら側から英語で質問をした時に反応をしてくださったり、一生懸命私達と一緒に身体を動かし、歌おうと頑張ってくれているのが分かった時は本当に嬉しかったです。今後、課題を見つけて改善し、更に子供達に英語の楽しさを伝えられるような活動を目指し、精進していきたいと思います」
(英語コミュニケーション学科1年生 N.I.)