KEES(キーズ)による多摩市内かおり保育園でのおはなし会の実施

2019年08月19日

本学「KEES」のメンバー8人が、8月5日(月)に落合にあるかおり保育園を訪問し、活動しました。かおり保育園は今のKEESメンバーの一人が卒園した園でもあります。年少、年中、年長のそれぞれ25名ほどの子どもたちを対象に9時30分より、3クラス20分ずつ、英語で絵本の読み聞かせ、歌やゲームを行いました。子どもたちは活動が終わると学生たちにハートのジェスチャーを添えて "Thank you very much!" と元気に英語で挨拶ができました。年少、年中、年長と年が上がる子どもたちへの活動は学生にとっても大きな学びとなりました。

プログラムは下記の通りです。

  1. Hello song こんにちはの歌♪
  2. 英語の本『The Very Hungry Caterpillar』(『はらぺこあおむし』)
  3. 英語の本『Five Little Monkeys Jumping on the Bed』
    (5ひきのおさるがベッドでジャンプ)
  4. 英語の歌『Seven Steps』(セブンステップス)
  5. ゲーム(数字のゲーム)
  6. Goodbye song さようならの歌♪

学生の学び

今回は初めて、一日に3回活動をした。年小、年中、年長と年齢が一歳違うだけで、反応も全く違うのだということを学んだ。
年小さんの場合はまだone two three もわからないようで、終始ぽかんとしている子もいたが、小さいなりに考えて私たちに反応してくれていた。年中、年長になると言っている意味もわかっているらしく、一気に元気さが増したように感じた。私たちもいつもは一回しか活動しないところを3回も行ったため、どんどん子どもたちとの接し方や、言葉の使い方が慣れていったように思った。私たちが活動を終わると、どの学年の子どもたちも握手やハグをしてくれて本当に可愛かったし、活動してよかったと感じた。

(英語コミュニケーション学科2年 N.T.)

今回は初めて1日3回も活動をさせて頂いた。学年が上がるにつれて子どもたちの反応がとても良くなり、とても楽しそうにゲームなどに参加してくれた。今まで学年を変えて3回活動することがなかったので、子ども達の成長の差についても学べた。次回はもう少し低年齢の子どもたちでも楽しめるような遊びと、今までのような活動と2つ用意してみても良いのではないかと思った。

(英語コミュニケーション学科2年 N.K.)

私たち2年生は、何回も保育園での活動を行ってきたため、その活動場所に着いてから場所に適した形で行うという柔軟な対応が出来るようになって来たと感じられた。例えば、絵本の読み聞かせを立ちながらするのではなく台の上に座ってする、あるいは、子どもたちが見やすいように前の方に移動させるなどだ。
今回は、3つのクラスを担当させていただいた。年齢が上がるにつれ英語を理解できる子どもたちが増え、全体がそれを真似していくという連鎖が起き、KEESとしても活動しやすく楽しいものとなった。一回だけでなく何回も繰り返すことで、子どもたちもそれを真似すればいいのだ、という考えになり次第に子どもたちの声が大きくなって来ていた。みんなで一緒に歩きながらゲームをする時に、子どもたちはKEESに慣れていき、一緒にしているところが見られた。これからも子どもたちと一緒にゲームをする項目は必要ではないかと感じられた。

(英語コミュニケーション学科2年 A.U.)

今回は年齢が異なる子どもたちを対象に3回も活動をさせていただいた。一年学年が異なるだけで、子どもたちの理解度が全く異なることに驚いた。私は、読み聞かせをさせていただき、子どもたちの視線に合うように本の位置を調整した。そのおかげで、子どもたちに見やすかったよ!と声をかけてもらい、相手の子どもや人に合わせて何かを行うということの大切さを学んだ。

(英語コミュニケーション学科2年 A.Y.)

前回、KEESの活動に参加したので、緊張しないでできると思ったが、緊張した。私は、歌を担当した。上級生と一緒だった。上級生が子どもたちに英語でHow many~?と絵の書いてあるボードを見せ、私がホワイトボードに張り付けた。時々、子どもたちに問いかけた。子どもたちに問いかけることで、答えやすくなるかなと思った。問いかけることで、答えてくれる子どもたちは少なかったが、数字をきちんと認識しているのだなと思った。歌をゆっくり歌うことを、心がけた。ゆっくりと歌うことで、聞き取りやすくなるかなと思った。
年少、年中、年長と対象が上がるにつれて、子どもたちの動きが活発になってくるなと感じた。子どもたちが楽しく参加してくれたので、こちらも楽しく活動できた。年少、年中、年長のどの子どもたちも、可愛らしく、こちらも元気をもらうことができた。

(英語コミュニケーション学科1年 M.H.)

私はかおり保育園で初めて絵本の読み聞かせをした。学年によって違ったが思っていたより反応が薄くて驚いた。次に保育園に行く機会があればそれまでに子どもたちに楽しんでもらうために英語でも本の内容を理解できるように更に工夫を考えたい。また、読み聞かせ担当の相手と少し息が合わず間ができてしまった所があったと思うので次はもっと細かく話し合っておきたいと思う。自分の中で子どもたちとのふれあい方に戸惑ってしまう事があったので、上級生をよく見て上手にふれあえる様にこれから勉強していきたい。

(英語コミュニケーション学科1年 K.K.)