多摩市立唐木田児童館での 「日本語・英語おはなし会」の実践
2019年08月20日
本学「KEES(恵泉英語教育研究会)」メンバーの5名、並びに「恵話会(恵泉お話を語る会)」のメンバーの3名が8月7日(水)、13時30分より45分間、多摩市立唐木田児童館で活動を行いました。活動では幼児・小学生、12人の子どもたちが参加し、日本語の紙芝居・絵本・手あそび、英語の絵本・歌・ゲームを楽しみました。プログラムは下記の通りです。
恵話会
- 紙芝居『ひよこちゃん』
- ♪手遊び「コロコロ たまご」
- 紙芝居『あひるの おうさま』(フランスの民話より)
- 特大絵本『めっきらもっきらどおんどん』
KEES
- Hello Song こんにちはの歌♪
- 英語の絵本『The very hungry caterpillar・はらぺこあおむし』
- チャンツ
- 英語の歌『Seven Steps・セブンステップス』
- ゲーム『数字のゲーム』
- Good-bye Song さようならの歌♪
学生の学び
今回はメンバーの人数が少なく、心配な部分も多かったが、少ないなりに成功したと思う。というのも、私は本もゲームも1人で行う予定だったので心配していたが、周りのメンバーが本を持ってくれたり、声かけをしてくれたりしたため、子どもたちも楽しんでくれた。館長さんから、私たちの活動に参加するために来てくれた子どもたちもいると聞いてとっても嬉しかった。集まった人数は多いとは言えなかったが、参加している子ども達にとっては、充実した時間になったのではないかと思う。
(英語コミュニケーション学科2年 N.T.)
今回の唐木田児童館の活動に参加できてとても良かった。今回参加したことで様々なことを学ぶことが出来た。恵話会と合同で活動を行い日本語の絵本を読んだり、数に関しての歌を歌ったり、その歌を使ったゲームをした。
具体的には子どもの英語に対する抵抗感があることを学んだ。唐木田児童館でキーズの活動を行うときに何人かの子どもに声をかけた。素直に私たちの活動に耳を傾けて集まってくれた子どももいた。だが、「日本語はいいけど英語が嫌いだから活動には来ない。それよりも人生ゲームや本を読むことなど、そっちのほうが楽しいから行かない。」と言っている子どもがいた。そして実際に日本語の絵本を読んでいるときには静かに読み聞かせを聴いてくれていたが、英語での活動になると帰ってしまった子どもがいたという話をきいて英語に対して苦手意識を持っている子どもがいることを知った。この活動を通して英語に対して子どもたちが苦手意識を持たないようにするためにはどのようにして教えて、活動すればいいのだろうということを改めて考えた。
(英語コミュニケーション学科2年 A.S.)
初めて、唐木田の児童館に行ったのでどんなところだろうと、少し不安だった。実際に行ってみて、広いところだなと思った。私は、歌を担当した。上級生と一緒に活動した。絵カードを見せて上級生と私で、交互に子どもたちに数を聞いていった。すると、子どもたちの反応が早く、驚いた。カードを見せる度に、子どもたちがどんどん答えていったので、数字の認識ができているのだなと思った。
KEESの活動を楽しみに子どもたちが児童館にやって来てくれたという、館長さんのお話を聞いて、とても嬉しかった。きっと、楽しみにして来てくれたのだなと思った。子どもたちが、楽しく参加してくれたので、嬉しかった。子どもたちの笑顔は、とても可愛らしく、こちらも楽しく活動できた。子どもたちの目線に合わせて、話しかけることがとても大切なことだと思った。子どもたちが「楽しかった」と言ってくれたので、子どもたちと一緒に触れ合うことの楽しさを感じることができた。
(英語コミュニケーション学科1年 M.H.)
唐木田児童館では元々の子どもの数が少なかったのは残念だったが、来てくれた子どもたちが喜んでくれたので良かった。私は本を読んでいて、保育園での活動の時よりも少し感情を込めて読むことがあまりできていなかったと思うので次は気をつけようと思う。また声も場所によって響き方が違う様なので場所によって大きさも合わせて読める様にしたい。そしてもっと子どもたちの顔を見て、自分の表情もつけて本の読み聞かせをできるように練習したいと思う。
(英語コミュニケーション学科1年 K.K.)
唐木田児童館での活動には小学生の子どもたちが多く参加してくれたため、前回の保育園での活動とは子どもたちの反応が大きく違った。読み聞かせの最中は集中して聞いてくれたのかとても静かだったが、紙芝居を読み終わってから子どもたちに感想を聞くとどの子も元気に反応してくれた。同じ紙芝居の読み聞かせでも、聞いている子どもたちの年齢によって問いかけの仕方を変えるなど、工夫できる点が多くあると感じた。
(日本語日本文化学科 A.S.)
今回は初めて紙芝居に挑戦した。紙芝居は絵本の時とは違い、読んでいる途中で紙を抜いたりするので難しいと感じた。全体的な人数は少なかったが、活動が目当てで来てくれた子どもがいたと聞きとても嬉しかった。持続的に活動していくことの大切さを学んだ。
(日本語日本文化学科 K.S.)