恵話会による「こころ保育園」での活動の実施
2019年09月24日
9月19日(木)に、恵話会 (恵泉お話を語る会)メンバー6名が、多摩市内にある「こころ保育園」を訪問し、年中クラス34名、年長クラス27名の園児に、10時20分より、それぞれ、30分ずつ、紙芝居や絵本の読み聞かせ、手遊びの活動を行いました。年中クラス、年長クラスでは別々のプログラムを組み、元気な子どもたちはメンバーとのやりとりを楽しむことができました。2名の恵話会メンバーは先生として同じ保育園でアルバイトも行っています。子どもたちはさらに親近感をもって、お話し会に参加できました。
プログラムは下記の通りです。
年中さんクラス
- 紙芝居「ひよこちゃん」
原作:チャイコフスキー 脚本:小林純一 絵:二俣英五郎 - 紙芝居「ごきげんのわるいコックさん」
脚本・絵:まついのりこ - 紙芝居「みんなでたいそう」
作:新沢としひこ 絵:長谷川義史
年長さんクラス
- 絵本「おばけのてんぷら」
作・絵:せなけいこ - 絵本「めっきらもっきらどおんどん」
作:長谷川摂子 絵:ふりやなな - 紙芝居「みんなでたいそう」
作:新沢としひこ 絵:長谷川義史
学生の学び
今回私たちはこころ保育園で読み聞かせの活動をした。年中と年長クラスの沢山の子どもたちに紙芝居や絵本を読み聞かせるのはとても素晴らしい経験になったと思う。子どもたちは大型絵本や紙芝居、そして紙芝居に関連した手遊び歌一つ一つに目を輝かせ、一緒に楽しんでくれた。活動をしているこちらまで楽しい気持ちになるようだった。今回の読み聞かせの活動で、また新たな改善点を見つけられたため、次の活動に活かして行きたい。
(日本語日本文化学科1年 I.R.)
今回の活動では今まで以上に子どもたちと一緒になって読み聞かせを行うことができた。年中クラスと年長クラスのどちらの子どもたちも私たちの問いかけに積極的に答えてくれたり、手遊びを一緒に楽しんでくれたりと、子どもたちの笑顔をたくさん見ることができた。一方で、改善点も多くあった。ただ読み聞かせを行うのではなく、紙芝居の見せ方や絵本の読み方を今までのものから変える工夫が必要だと感じた。
(日本語日本文化学科1年 A.S.)
今回は恵話会全員が揃う初めての活動だった。年中クラスと年長クラスでプログラムを変えるという試みをした。体を動かす体操の紙芝居では少し騒がしくなってしまい、うまく対処することができなかった。しかし、それに対してきちんとメンバーと対処の仕方を話し合う機会が活動後に設けられたのは、今後の活動を行う上でとても良かったと感じた。私は絵本を担当したのだが、強調して読んだところへ子どもたちの反応があったりと、読み方1つで絵本の伝わり方が違うことを学んだ。今回の反省点を今後に生かしていきたいと思う。
(日本語日本文化学科1年 K.S.)
今回のこころ保育園での活動ではこれから改善していきたい箇所が多く見えてきたように感じた。「ごきげんのわるいコックさん」は子どもたちに話しかける場面があるが、子どもたちの反応をどの程度まで拾い、その後の物語に引き戻すかの加減や流れは簡単ではないと感じた。また、紙芝居では、年中クラスと年長クラスでは身長が違うため、子どもたちが立ったときに後方にいる子が見えにくいと感じるようだ。紙芝居の仕方や子どもたちの対処に工夫が必要と感じた。課題は多いが、練習を重ね、次の機会にはより子どもたちに楽しんでもらえるようにしたい。
(日本語日本文化学科1年 M.I.)
今回、初めてたくさんの子どもたちの前で読み聞かせをして改善点が見つかった。1番に感じたのは、子どもたちへの読み聞かせ中での対応だ。コックさんの紙芝居のように、「どんな味かな?」と問いかけると子供たちが一斉に大声で答えてしまい、読み手の声が聞こえなくなってしまっている場面があった。子どもたちとコミュニケーションを取りつつ、聞かせる所はきちんと聞かせるために、何か工夫が必要だと思った。
改善点もあったが、子どもたちと一緒に触れ合いながら読み聞かせをするのはとても楽しかった。今回の反省を活かし、次は物語の中に子どもたちを引き込めるような読み聞かせができるように努力していきたいと思う。
(日本語日本文化学科1年 F.O.)
子どもたちは、普段から英語を勉強したり、英語に強い関心を持ち合わせてるようだ。
今回、確認不足もあり、英語の活動だと子どもたちは思っていたようだった。子どもたちが英語の本を楽しみにしていた様子から、恵話会でも色々な国の本を少しばかり取り入れても良いではないのかと思った。保育園自体、読み聞かせは毎日のように行っているが、日本語のものとなっている。
(社会園芸学科1年 R.U.)