KEES(キーズ)による多摩市内りすのき保育園でのおはなし会の実施
2019年12月16日
本学のKEES(キーズ:恵泉英語教育研究会)のメンバー6人が、12月11日(水)に多摩市内にある、りすのき保育園を訪問し活動しました。3歳~6歳までのおよそ30名の子どもたちを対象に16:00より30分ほど英語で絵本の読み聞かせ、歌の活動を行いました。子どもたちは学生たちとの再会を喜び、元気に、笑い声のあふれる英語活動を楽しむことができました。
プログラムは下記の通りです。
- Hello Song こんにちはの歌♪
- 英語の絵本 "It's Christmas, David!" (『クリスマスだよ、デイビッド!』)
- 英語の歌♪Little Snowflake"(そらからの ちっちゃい ゆき)
- 英語の絵本 "The I Love You Book" (みんな だいすき)
- 英語の絵本 "From Head to Toe" (『できるかな?-あたまからつまさきまで』)
- 英語の歌♪ "Head, Shoulders, Knees and Toes" (あたま、かた、ひざ、つまさき)
- Goodbye Song さようならの歌♪
学生の学び
今回は、りすのき保育園で "The I love you book"の読み聞かせをした。I love you に合わせてジェスチャーを取り入れ、皆でできるように工夫した。この本では「みんなのどんな時でも愛しているよ」というメッセージが込められているので、とてもいい絵本だと感じていた。また、今回はとても子どもたちが活発だったので、聞いてもらいたい部分で聞いてもらえないこともあり、もっと自分たちの声を大きくすることやジェスチャーなどの動きを大きくするなど、今後のKEESの活動をしていく中での改善点を見つけることができ、とても良い活動だったと感じる。
(英語コミュニケーション学科2年 A.Y.)
今回の活動では子どもたちを、どう、お話の世界に引き込むか考えなければならないと気づくことができた。というのも、今回、子どもたちはとても元気で、活動者の言葉が伝わっていなかったように思う。ただ単に「しーっ」と声をかけて話を聞いてもらうのではなく、興味を引き、お話をじっと聞いてもらうような工夫が必要だと感じた。今回は特に歌の数も多く、体を動かしてはしゃぐことも多かった。例えば、話を聞いてもらう時は声をわざと小さくしたり、子どもたちの中に私たちが入って一緒にお話を聞いたりして、はしゃぐ雰囲気と、絵本を読む時の雰囲気とのメリハリをつけるための工夫を、今後はもっと考えて行きたい。
(英語コミュニケーション学科2年 N.T.)
今回初めて、りすのき保育園の活動に参加した。活動が始まると、子供たちはとてもわくわくしながら話に耳を傾けていた。私は、From Head to Toeという絵本をふたりで読んだ。歌の活動が終わったあとだったので子供たちが少しざわついていた。子どもたちが、ざわついているなかで絵本を読むことは、難しいなと思った。しかし、読んでみると子どもたちの知っている動物たちが登場したからなのか、「これ、知ってる!ゴリラだ!アザラシ!」などと、自分たちが知っていることを次々に言い始めた。子どもたちの表現力はすごいなと思った。本を読むときに、子どもたちと目線を合わせたり、動物が示している動作が分かりやすいように、指で絵を示しながら話すことを心がけた。
活動が終わった後に、子どもたちに感想を聞いてみると「楽しかった」と伝えてくれたので、嬉しかった。子どもたちが楽しそうに参加していたので、こちらも楽しく活動することができた。子どもたちと一緒に楽しむことの大切さを学んだ。
(英語コミュニケーション学科1年 M.H.)