紙芝居文化の会主催「紙芝居講座」に参加しました

2019年12月02日

11月16日(土)~17日(日)に本学の恵話会(けいわかい:恵泉お話を語る会)とKEES(キーズ:恵泉英語教育研究会)のメンバー4名が紙芝居文化の会主催による「2019 紙芝居講座: はばたく紙芝居 平和の光」に参加しました。今回は紙芝居についての学びを深めることができました。1名は会場での実演の機会にも恵まれました。

学生の学び

今回、紙芝居講座に参加して初めて紙芝居の基礎的なことを学んだ。紙芝居を演じるときの立つ位置や効果音を使うとどうなるか、声色を変えるとどうなるかなどについて学ぶことができた。ひとつひとつの質問に対して、とても分かりやすい説明があり、とても分かりやすかった。大切なことは作品を理解し、作者の気持ちを伝えること、登場人物になりきって読むことになる。紙芝居は観客と自由にコミュニケーションを取ることができることを知った。私は、今まで絵本の読み聞かせしかしたことがない。今度は紙芝居にも挑戦してみたい。紙芝居の基礎をしっかり学んでから、紙芝居を演ずることがとても大切だと思った。

(英語コミュニケーション学科1年 M.H.)

私は紙芝居講座に両日参加した。これまで紙芝居をする上で演技をしているように取り組んでいたが、紙芝居には紙芝居独自の演じ方があることを学んだ。また、紙芝居の世界を大切にして真摯に取り組むことの重要性を感じた。これからはこの講座で学んだことを生かしひとつひとつの動作や言葉に注意を払い、あくまでも紙芝居を中心に据えて活動していきたい。

(日本語日本文化学科 1年 K.S.)

紙芝居の基礎を知らない私には今回の講座は大きな学びになった。早乙女勝元さんのお話では平和紙芝居や絵本を、読み伝える意味の一つの答えを頂けた。戦争経験のない私が伝える意味について日頃から考えていたので早乙女勝元さんの言葉に背中を押して頂けたように思えた。Q&Aの場面では実演する形だったため、わかりやすかった。また、今までの読み聞かせでは伝わりにくい箇所もあっただろうと感じた。講座での学びを生かし、多くの人たちと交流していきたい。

(日本語日本文化学科 1年 M.I.)

今回の講座を受けて、紙芝居を演じるに当たって必要な技術があることを知った。ただ心を込めて読めばいいと考えていたが、聞き手とのコミュニケーションを取るタイミングや抜き方、間の取り方など意識しなければならないことが予想以上に多く驚いた。また、実際に実演をしたことで課題も見つけることができた。紙芝居を文化的な面から見ることで、新しい発見、気づきを得ることができたように思う。このような機会を与えられたことに感謝したい。

(日本語日本文化学科 1年F.O.)

紙芝居文化の会より
紙芝居文化の会より
壁画家・紙芝居作家の松井エイコさんとご一緒に
(右より3番目)