恵話会による「ベストライフ多摩センター」(老人ホーム)でのおはなし会の実施
2020年02月18日
本学、恵話会(恵泉お話を語る会)のメンバー5名が、2月14日(金)にベストライフ多摩センターを訪問し、25名余りの施設利用者の方々と楽しい時間を過ごしました。さらに、本学より教職課程の2名の学生が参観となり、恵話会メンバーにとっても心強い機会となりました。14時より30分間の紙芝居、手遊び、歌の活動を行いました。高齢者施設は、今回のメンバーにとっては初の試みでした。当日はマイク使用となり、不慣れな中でもメンバーは協力体制で臨みました。今後の具体的な改善点もいくつか見つけることができ、活動は大きな収穫となりました。
プログラムは下記の通りです。
- 紙芝居『かさじぞう』
- #9834;手遊び 「春が来た」
- 紙芝居『たべられたやまんば』
- #9834;「ふるさと」
学生の学び
今回は高齢者施設で30分間の活動をさせていただいた。高齢者の方々と初めて関わることができ、学んだことが本当に多かった。例えば、プログラムの中で唱歌「ふるさと」を歌ったのだが、歌詞カードを配る際に、ご高齢だとカードを持つことが難しいということに気が付いた。今後はこのようなことにも気を配って準備したいと思う。また、カードを配る際、話を繋ぐ担当の人がいなかったため場が静かになってしまう場面があった。次回は司会担当の人を考えるなど工夫をしたい。職員の方も利用者さんもとても優しく、とても温かな気持ちになった。
(日本語日本文化学科1年 I.R.)
今回は初めての場所での活動だった。また、普段は子どもたち相手の活動が多いが、高齢者施設ということで昔話に関する紙芝居や唱歌を含めたプログラムを組んだ。初めてということもあり、戸惑うことが多く、マイクを使う場面では少しもたついてしまった。紙芝居や唱歌を準備する間に空白ができてしまい、その間を持たせる工夫が必要だと感じた。しかしゆっくりと喋ることを意識して話せたのは良かった点であると感じる。高齢者施設での活動ということで改善点が多々見られた。この経験をこれからの活動に活かしていきたい。
(日本語日本文化学科1年 K.S.)
今回は初の高齢者施設での活動で、改善するべき点を多く感じた。まず、場面転換の際に静かな時間が生まれてしまったことだ。その時間で場を繋ぐ話をするようにすれば良かったと感じた。また、見学にいらした上級生の方からその後に行う演目の話題を混じえるといいのでは?と助言を頂いたので次にこのような場で活動する際には改善したい。また、利用者の方々との距離感があったように感じた。唱歌では近くで一緒に歌うといった形で、距離感を詰められれば更に楽しんでいただけたと思う。より良い時間を作れるように日々の活動を充実させたい。
(日本語日本文化学科1年 M.I.)