KEES(キーズ)による稲城市内保育園でのおはなし会の実施

2021年12月21日

本学のKEES(キーズ:恵泉英語教育研究会)のメンバー4人が、12月14日(火)に稲城市内の保育園を訪問し活動しました。1歳半~6歳ぐらいまでのおよそ60名の子どもたちを対象に夕方の時間帯に30分ほど英語で絵本の読み聞かせ、歌の活動を行いました。子どもたちは元気にクリスマスの歌を学生たちと一緒に歌って踊り、職員の方々にも盛り上げていただきました。コロナ禍にあり、なかなか、対面での活動ができませんでしたが、今回、ほぼ、2年ぶりの対面の活動となり、学生は活動を心から楽しむことができました。
KEESはYouTubeの限定公開向けの動画作成に夏休み前から取り組み、この度、ようやく、完成させることができました。動画は今回活動させていただいた保育園にお送りすることができました。

保育園での活動プログラムは下記の通りです。

  • Hello Song こんにちはの歌♪
  • 英語の歌♪クリスマスソング:「ジングルベル」「サンタが町にやってくる」
  • 英語の絵本 "The Bear Ate Your Sandwich" (サンドイッチを食べたのはくまさんだよ)
  • 英語の歌♪ "Head, Shoulders, Knees and Toes"  (あたま、かた、ひざ、つまさき)
  • Goodbye Song さようならの歌♪
保育園での活動
KEES作成動画から:Hello Song
KEES作成動画から:オリジナルストーリー"We Are Friends"

わたしのまなび

コロナ禍ではあったが、様々な人々のご協力で、今年度初めて保育園での活動を実施することができた。子どもたちと直に触れ合ったことで、私たちが予定したプログラムを存分に楽しんでくれている様子を体感でき、一体感が生まれたことを思い出す。これからも、子どもたちがもっと楽しんでくれるプログラムをメンバーと共に作っていきたい。

(英語コミュニケーション学科1年 S.W.)

コロナ禍で初めて保育園に訪問し、活動を行った。久しぶりの活動だったのでうまくできるか不安だったが無事に終えることができた。私は、英語絵本「The Bear Ate Your Sandwich」の担当をした。練習したときは、子どもの反応が分からず想像しかできなかったが実際に行うと、ちゃんと聞いている子どももいればあまり聞いていない子どももいた。子どもたちが騒がしかったので、どうすれば絵本に目を向けてくれるか考えたが難しかった。子どもに対しての声掛けの難しさを痛感した。次回に、活かしていきたい。

(英語コミュニケーション学科3年 M.H.)

私が学んだこととしては、その場での対応力の大切さである。今回の保育園は、とても賑やかで子どもたちと一緒に楽しく活動することが出来た。一方、私たちが用意していたものが少し難しくて子供が理解できなかった部分があるので、もう少し工夫が必要ということも学ぶことが出来た。それ以外にも、子どもたちの目線に立って活動することの大切さを改めて学んだ。これからの活動は、その場での対応力、子供たちが理解できなかった場合の工夫の仕方、子どもたちの目線に立って活動していきたい。

(英語コミュニケーション学科3年 S.N.)

今回の活動を通して子どもたちが分かりやすく、楽しんで英語を学ぶ為には参加型にすることが必要なことを学んだ。絵本を読む際など、子どもたちとコミュニケーションを取りながら行うことが大切である。
今回は私たちの読んだ絵本の英語が少し難しかった為、子どもたちが理解できなく、集中できずに遊び始めてしまう子どもなどがいた。次からは少し難しいものを読む場合は少し時間を長めに取り意味を確認しながら読むなど、工夫する必要がある。そして、絵本選びの際には単純な単語を使った物を選ばなくてはならないと思った。
子どもたちひとりひとりの様子に応じて物事の行い方を変える力も必要だということを学んだ。次回からは今回の経験を活かし、子どもたちが楽しんで英語を学べる方法をもっと深く考えたいと思う。

(英語コミュニケーション学科3年 K.H.)