＜6月23日（金）O保育園　幼児クラス・乳児クラス訪問＞

O保育園での２回目の活動には、７名のKPKAメンバーが参加しました。
８時半に駅に集合し、９時前には保育園に到着、幼児クラスと乳児クラスに別れました。
KPKAにとって乳児クラスは初めての体験です。笑顔いっぱいに子どもたちの前に立ちましたが、赤ちゃんたちは、見知らぬKPKAをジーっと見つめています。手遊び歌もゆっくり歌って、赤ちゃん紙芝居を読みすすめると、保育士の先生方が盛り上げてくださり、赤ちゃんたちもだんだん参加してくれるようになりました。紙芝居の後は赤ちゃんたちと遊ぶ時間もいただき、初めてのKPKAメンバーは、赤ちゃんとどうやって遊んだらいいかわからず戸惑っていました。それでもだんだん慣れて、赤ちゃんの「あ～」や「う～」という言葉に頷きながら、一生懸命寄り添って、おもちゃで遊んでいました。帰る時間になって「バイバイ」をすると、中には泣き出す子もいたようです。赤ちゃんたちの愛らしさに、別れがたくなった乳児クラスのＫＰＫＡ達でした。
他方、幼児クラスのメンバーは、２回目の活動ということもあり、子どもたちとの掛け合い大いに盛り上がり、爆笑の連続です。愛情に包まれてゆったりとおおらかに成長している園児さんたちに、KPKAも大いに癒され、元気をいただきました。いつも会場の雰囲気づくりに気を配ってくださる園長先生はじめ先生方に感謝しつつ、晴れ晴れとした表情で大学の授業に向かえたのも、Ｏ保育園の暖かく明るい雰囲気に浸ることができたお陰です。子どもたちと一緒に過ごせた朝のひとときは、ＫＰＫＡにとって何よりのビタミンです。園長先生はじめ先生方、職員の皆様のご配慮に感謝申し上げます。できればまたクリスマスまでにお邪魔させてください。２か月連続で活動の機会をいただき、本当にありがとうございました。

＜6月26日（月）KEES　多摩市立西落合小学校　図書室①＞

多摩市立西落合小学校の読書週間の期間に、KEESは英語の絵本と紙芝居をもって図書室にお邪魔しました。
中休みの時間が始まると副校長先生が校内放送でKEESの英語活動のことを宣伝してくださいました。するとなんと低学年を中心に６０人以上の子どもたちが図書館に集まったのです。読み聞かせ用の畳コーナーはすぐに超満員となりました。子どもたちはわくわくした表情でじっと紙芝居をみつめたり、拍手したり、声を出したり、と元気いっぱいです。
今回のＫＥＥＳの収穫は、声のトレーニングの必要性でした。マイクなしでもはっきりと聞こえる明瞭な声で演じることの大切さを痛感しました。マスクをして小さな声で話す日常ですが、子どもたちの前ではステージをつとめるエンターテイナーとして、声を張って明るいパワーを届けられる読み手になろう！と新たな目標ができました。
校長先生はじめ先生方、司書のN先生に今回も大変お世話になりました。ありがとうございました。

＜6月28日（水）多摩市立多摩永山中学校図書室⑤＞

８月５日の平和紙芝居上演会に向けて、今回コーチとして訪問したのは、韓国からの協定留学生のKさんです。Kさんは、言葉一つ一つを明瞭に発音することと、音を立てないように抜き差しすることの２点を生徒さんたちに話しました。

「聞き手は耳から聞こえる言葉だけを頼りに話の世界に浸ります。もし聞こえない単語があったり、語尾が聞き取れなかったりすると話の中身が分からなくなってしまいます。また、画面が変わる時に、ガタガタという余計な音が出ると気が散ってしまいます。だから、はっきりゆっくり読む練習と水平に抜き差しをする練習がとても大切です。聞き手が集中できるようにするために、何度も練習しましょう。」

Kさんのコーチングを通して生徒さんたちは、伝えようとする気持ちはもちろん、練習の大切さをしっかりと受け止めたようでした。生徒さんのやる気も高まっています。１か月後に近づいた上演会がさらに楽しみです。

＜6月30日（金）KEES　多摩市立西落合小学校　図書室②＞

KEES２回目の図書室訪問メンバーは、３年生のＷさんと２年生のＳさんです。今回は大型絵本と紙芝居をもって図書室にお邪魔しました。
中休みの図書室には月曜日を上回る人数の子どもたちが集まってきて、大賑わいです。紙芝居舞台に顔がついてしまうのではと思うほど、子ども達は隙間なく座っています。WさんとSさんが２人で大型本を開いて子どもたちに見せてページをめくるたびに、子どもたちの目はキラキラと輝きます。英語で読んだり、歌を歌ったりするだけで笑顔いっぱいになる子どもたち。単語のリピ―トをしたりジェスチャーやダンスをしたり、と子どもたちは体全体で英語の音を楽しんでいるようでした。
今回も校長先生はじめ先生方に大変お世話になりました。こうして西落合小学校の読書まつりで英語活動ができるのも、４月２２日に唐木田図書館で司書のＮ先生に偶然お会いできてお話できたおかげです。図書室だよりや校内放送でＫＥＥＳを宣伝していただき、本当にありがとうございました。次の読書週間でも子どもたちと交流の機会をいたければ嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。