10/13 KPKA かるがも館祭りに参加しました!

2024年10月16日

10月13日の土曜日は、9月に平和展でお世話になった多摩市東寺方・連光寺コミュニティセンターかるがも館のお祭り「かるがも館祭り」に、社会人メンバーのクプカシスターズさんと一緒に参加しました。

かるがも館で7月から始まった平和紙芝居3回連続講座で生まれた新たなチーム「KPK Aかるがもシスターズ」の皆さんが、地域の子どもたちのために紙芝居シアターを開くことになり、クプカ4年生のYさんとAさんが「花の手遊び隊」として出演しました。

晴天に恵まれた玄関前の広場には、綿あめやスーパーボールの屋台が並び、会館内部では地域の方はもちろん、中央大学や帝京大学の学生さんもお祭りのイベントに多数参加されていました。

クプカの紙芝居シアターは、11:00からの30分間。いつものように手遊びから始まります。シスターズの皆さんが次々と楽しい参加型の紙芝居を実演すると、子どもたちは紙芝居の世界に引き込まれて、じっと画面を見つめたり、声を出したり、体を動かしたりと、とても集中していました。

クプカの紙芝居シアターはいつも「幸せなら手をたたこう」の歌で締めくくります。今回も、大人も子どもも手を繋いで大きな輪になって歌い始めて、手をたたいたり足踏みしたり、と歌が進みました。すると、一人の男の子が輪の内側をぐるぐる回りながら走り始め、皆んなの歌声はいつしか笑い声に。歌の3番の「幸せなら手を繋ごう ぎゅっぎゅ〜」を繰り返した時には、繋いだ手に力が入り、楽しさは最高潮!
子どもたちのおかげで紙芝居シアターは、明るい歌声と満開の笑顔でお開きとなりました。

ステージの後は、椅子を丸く並べて「かるがもシスターズ」の皆さんと振り返りの時間。「子どもたちの笑顔のためにこれからも一緒に楽しくやっていきましょう」と誓いを新たに、かるがも館から出ると、目の前のお花屋さんの店先に並んでいたピンクのコスモスたちが、優しく揺れて見送ってくれました。

以下は参加した学生の感想です

かるがも館祭りに初めて参加させていただき、今回はシスターズの皆様のサポート役として、司会進行と手遊びを担当しました。久しぶりのイベント参加でしたが、 三年生のAさんの的確な判断のお陰で本番は進行もタイムキープも良くできて、楽しみながら役割を全うできたと感じました。
シスターズの皆さんの実演はとても楽しく、聴き手を巻き込むような素敵な実演で、「次は何がくるのかな?」というワクワク感に、私もシスターズの皆さんのような実演者になりたい、と新たな目標ができました。
そして、かるがも館祭りに関わるスタッフの皆さんは、「子ども時代の楽しい思い出づくりのために」という気持ちからお祭りを続けてきたというお話を伺えたこともとても印象に残っています。子どもたちが目を輝かせながらいきいきとお祭りを楽しんでいたのも、全力で運営を担当されていたスタッフの皆さんのまごころのお陰だと改めて感じました。
子育て支援や地域活性化は、こういう地域の方の力が集まるからこそできることで、多摩市のスローガンの「共創」は、子どもから高齢の方まで、人と人、人と自然との繋がりによって可能なのだと改めて考えました。
本日は本当にありがとうございました。またぜひシスターズの皆さんとご一緒させてください。

(英語コミュニケーション学科4年 YY.)

今回は、MCと手遊び歌を先輩のYさんと担当しました。子供たちが「次の作品は?」と集中して見てくれたのでとても嬉しかったです。
紙芝居を演じてくださったKPKAシスターズの皆さんは作品を読む際の笑顔や子供たちへの眼差しが温かくて、本当に子供が好きなんだろうなと感じました。 私は人前に出ると緊張するタイプなのでパフォーマンスとして笑顔を絶やさないことは心がけていますが、それではまだまだ足りないなと感じ、刺激を受ける1日でした。
シスターズの皆さんのような、お客さんに楽しんでもらいたいという気持ちから生まれる鮮やかな笑顔が作る空間の安心感や幸福感はイベントを行う時にお客さんを巻き込む最大の武器になるなと感じました。
晴天の日に地域の方々と平和で穏やかな日曜日を過ごすことができ、関わってくださった皆様に心から感謝しています。

(社会園芸学科3年 S.A.)