9/28 KPKA 高田馬場「ともしび」での出会いと感動
2024年10月07日
KPKAの活動に注目してくださっていた卒業生のWさんが、ご自身の主催する子育てイベントに、 KPKAを招いてくださいました。
その会場は、高田馬場駅から徒歩3分のところにある歌声喫茶「ともしび」です。暖かくてアットホームな雰囲気の店内には、子育て中のお母さんを中心に、子どもから大人まで50人近くが集い、終始笑い声が響いていました。
胎内記憶教育やベビー手話の講演の後はクプカの出番となり、会場の皆さんから温かい拍手が。
「みなさん!こんにちは!私たちは、恵泉女学園大学平和紙芝居研究会の、クプカで〜す!」
といつものポーズで挨拶をすると、会場は笑顔の花が満開に。
手遊び歌2曲と紙芝居2つを通して会場の皆さんとのコミュニケーションをたっぷり楽しんだ後は,今回のスペシャルゲストで、「幸せなら手をたたこう」の作詞者である木村利人先生の登場です。
「幸せなら手をたたこう」がどういう経緯で作られたのかを小さい子どもたちにも分かるように木村先生は終始笑顔で話されて、
「この歌は、みんな仲良くしよう、態度で表していこう,そういう平和への思いから生まれた歌なんですよ」とおっしゃる木村先生のお言葉から、平和を創る第一歩は,身近な人と仲良くすることという、平和の原点を教えていただきました。
「ともしび」の司会者のNさんの歌のリードとTさんの優しいピアノの伴奏で、全員で色々な歌を次々と楽しんで,最後は『幸せなら手をたたこう」を歌ってお開きとなりました。
イベントに招いてくださった卒業生のWさん、親しく接してくださった木村利人先生と恵子先生ご夫妻、そして、お母様が恵泉の卒業生だったということで私たち恵泉関係者を大変温かく迎えてくださった歌声喫茶「ともしび」の齊藤社長様に改めてお礼申し上げます。
紙芝居を実演したMさんと Aさんの感想を、感謝とともに掲載させていただきます。
今回の歌声喫茶ともしびでは、訪れた人との交流を皆んなが楽しんでおり、子供も大人も関係なくずっと笑顔だったのが印象に残っています。
私達が実演した紙芝居シアターでは、紙芝居はもちろん手遊び歌の時も全員がニコニコと大きくリアクションを取ってくださり、とてもやりがいや達成感を得ることが出来ました。このような会が、紙芝居を身近に感じる機会の提供や親子のコミュニケーションを深めるきっかけになれば、とても嬉しいです。
クプカの締めの曲として毎回歌っている「幸せなら手をたたこう」の原作者であり、元学長の木村利人先生と奥様である恵子先生ともお話させて頂きました。
歌ができたきっかけは、出版されている本や活動をしていく中で知っていた事でしたが、木村先生ご本人の口から聞くとより想いがこもっていて、木村先生の想いを乗せて、これから先の活動で大切に歌っていきたいと思いました。
木村先生、恵子先生どちらも朗らかに私たちに話かけてくださり、貴重なお話をして頂いたり、実演の感想などをお聞きすることができて、とても嬉しかったです。
(国際社会学科3年 M.K.)
今回初めて、歌声喫茶ともしびでの紙芝居実演をしました。演目内容としては、まついのりこさん作の『みんなでぽん』と『おおきくおおきくおおきくなあれ』の2作。そして、「おおきくなったらなんになろう」という手遊び歌の1曲でした。
私たちは保育園や小学校、さらには図書館など、さまざまな施設で実演を重ねてきました。私にとってまついのりこさんの『みんなでぽん』は、私がKPKAに入った時に初めて練習をした紙芝居です。何度も練習し読んでいた紙芝居をともしびで実演し、大人たちも子だちもみんなが楽しんで紙芝居を聞いてくださいました。みなさんのクラップ音と笑顔から会場の一体感があり、参加型の物語の臨場感がより増したと感じました。
恵泉女学園大学の元学長である木村利人先生と奥様の恵子様にもお会いできました。私たちはいつもKPKAの紙芝居実演の締めを飾るのに、「しあわせならてをたたこう」を歌って踊ります。それを作詞者である木村先生と一緒に歌うことができました。いつも歌っている曲ですが、実はたくさんのバリエーションがあることをはじめて知り、KPKAの活動でも使えそうだなぁと思いました。
木村先生はイベントの間中ずっとニコニコされており楽しんでいて、私たちも自然と笑顔になれました。これからもこの歌のことを大切に伝えていきたいです。
(日本文化学科3年 A.K.)