恵泉女学園大学

2025年2月の活動

2025年04月09日

2/2(日)~2/4(火)

KPKAが高尾山登山と紙芝居研修のための合宿をしました。宿泊先は京王高尾山口駅の前にある「タカオネ」です。この日は高尾山で節分の豆まきのある日。

ケーブルカーで登り、豆まきを楽しみ,山頂での雪景色を満喫して下山。夜は焚き火を囲んでのディスカッション。

2日目は紙芝居の実演発表会の前に、呼吸法や滑舌トレーニング法、新しい手遊びの練習なども研修内容に組み込んでみると、新鮮な気づきが生まれました。お互いに良かった点を伝えあったり、気づきを共有したり、一年を振り返ったりと、中身の濃い2泊3日を過ごすことができました。

卓球と登山で一緒に体を動かして、楽しい体験が共有できました。更にお互いを深く知る、かけがえのない機会となったようです。

2/8(土)

2月のこどもひろばOLIVEでのステージには、KPKAダンディーズのニック先生が、紙芝居『りんごくんのおうちはどこ?』の英語版を持って参加してくださいました。そこで、KPKAメンバーがはじめに日本語版を読んで、ストーリーがわかった後でニック先生が英語で演じることになりました。すると、会場のこどもたちも大人も、ニック先生の熱演にとても引き込まれて、英語でたくさん応答してくれるようになりました。紙芝居による共感の輪とコミュニケーションの楽しさが会場いっぱいに広がりました。

午後は、KPKAメンバー3名のシアター。卒論も就活も終え、卒業を控えている4年生のOさんが,久しぶりに参加してくれました。英語で紙芝居を読み、会場はとても盛り上がりました。ベテランの貫禄に、皆、感服です!

2/12(水)

多摩市立西落小学校の読書週間にKEESがお邪魔して、英語絵本の読み聞かせと手遊びを図書室に届けました。

事前にリハーサルのできる教室をお借りできて、準備は万端!3人で明るく元気に頑張りました。来てくれた児童の中には、6年生も数名含まれていて、KEESを盛り立ててくれました。

KEESの西落合小学校の図書室での活動はこれが最終回となりましたが、子どもたちには、大学のスプリングフォーラムや大学祭に来ていただいて、また会えたら嬉しいです!

KEESを歓迎してくださった西落合小学校の児童の皆さん、校長先生、副校長先生、司書の先生はじめ図書委員会の先生方、本当にありがとうございました!

2/14(金)

多摩市立多摩第二小学校6年生クラスで行われた道徳の授業参観に、KPKAシスターズの皆さんと一緒に伺いました。長岡の花火大会で最初にあがる「白菊」にまつわる実話を題材とした、心に深く残る授業でした。

授業者のM先生や校長先生から直接お話を伺えたことで、対話型の授業の素晴らしさ、授業を創ることの奥深さ、本質的なことを子どもたちが考えられるように導くことの難しさと尊さなどを感じることのできた、有意義な参観でした。

この経験を、紙芝居を使った平和人権授業に、これからどのように活かしていけるかをKPKAは、KPKAシスターズさんと一緒に考え、深めていきたいと思います。参観を受け入れていただき、ありがとうございました。

2/19(水)午前

多摩市立諏訪児童館を訪問しました。3/19水に開催予定のイベント「すわすわ劇場」への出演のため、下見と打ち合わせを兼ねてお邪魔しました。

広い活動室には幼児連れのお母様方5組が集まって,お子さんを抱いて読み聞かせやバルーン遊びなどを楽しんで交流を深めていました。
KPKAメンバーも皆さんの遊びに加わりながら、担当職員の方の進行方法や構成の工夫を知ることができ、とても勉強になりました。一ケ月後の本番が楽しみです!

2/19(水)午後

2/14金に引き続き,再度、多摩市立多摩第二小学校のM先生の道徳の授業を拝見しに伺いました。M先生は、6年生の児童と対話しながら、授業を進め、一つの例え話をしたり、図や写真,動画などを見せてくださりながら、私たちが生きるための基本としてどのような心のあり方が大切なのかに気づかせてくださいました。

足りないものに心を奪われるのではなく既に自分に与えられているものを見つめて感謝すること、謙虚に喜んで生きること。幸せや平和は、そういう生き方にこそあるのでは、と考えさせられました。

魂と愛を込めて緻密に準備され実施された貴重な授業を二度も拝見できたことは、とても貴重な経験となりました。参観を受け入れてくださった校長先生はじめ多摩市立多摩第ニ小学校の皆様、ありがとうございました。

2/22(土)

唐木田図書館でのKEESの読み聞かせ活動は、今回が最終回です。3名の部員で活動を続けてきましたが、進級すると就職活動が本格化することから、今回で活動を停止することとなりました。

最終回の今回も、いつものようにステージ開始の1時間前に会場の唐木田菖蒲館ロビーに集合し、打ち合わせとリハーサルをして本番に臨みました。

本番10分前に、職員の方のご指導のもと2階の児童館に行って宣伝すると、遊んでいた子供達や親子の方々がたくさん集まってくださいました。

幼児から小学校中学年ぐらいまでの子どもたちと親御さんを前に、15分間の英語の手遊びや歌、大型絵本の読み聞かせを行いました。

お客様からあたたかい拍手をいただき、KEESは満面の笑みで活動を締めくくりました。

ここに至るまで、唐木田図書館の職員の皆様には毎回大変お世話になりました。この活動から学んだ、対象に合わせて作品を選び何度も練習することや、常に笑顔で人の前に立つことの大切さなどを、卒業してからも忘れずに、誰かの喜びにつながる生き方へ向けて次の一歩を踏み出します。

唐木田図書館の皆様のように、自分から光を発して、周囲を明るく照らすことのできる優しい社会人になれるよう頑張ります!
長い間、本当にありがとうございました!

2/26(水)

2024年度、KPKAは、多摩市立西落合小学校での学校応援団活動にも定期的に参加してきました。そして、中休みに紙芝居シアターを開催しているうちに、「紙芝居アクターになりたい!」という児童が練習を始めるようになりました。そうして生まれた、KPKAシスターズ最年少メンバーが、小学2年生のRちゃんです。この日は『マールのなかまさがし』をみんなの前で堂々と読んでくれました。

この日、偶然英語を教えに西落合小学校に来ていたKPKAダンディーズのニック先生と、紙芝居シアターのサポートに来たKPKAシスターズのマウゴジャタさん、そして、視察に来られていた多摩市教育委員会の職員の方もこの場に立ち会ってくださいました。

カナダ出身のニック先生とポーランド出身のマウゴジャタさん。子どもたちと手を繋いでの最後の歌『幸せならてをたたこう」には、副校長先生も加わってくださり,笑顔いっぱいで国際色豊かな、そして、世代も立場も多様な人々が一緒に創る、和やかな紙芝居シアターとなりました。

この模様は多摩市立西落合小学校のホームページにも掲載されています。