10月1日、千代田区麹町3番町に保育機能を備えた子育て支援新施設(「子育てひろばあい・ぽーと麹町」)がオープンしました。私が代表理事を務めているNPO法人あい・ぽーとステーションが千代田区と協働で運営する新施設で、南青山の子育てひろば「あい・ぽーと」(2003年秋開設)に次いで2番目の施設になります。
あい・ぽーとステーションの活動理念は、「子育て支援は親支援」です。そのために老若男女共同参画で地域の育児力向上を目指しています。
2016年10月31日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
先週、講演で仙台に行った時のことです。帰路の新幹線ホームで「オオヒナタ センセー」と声をかけられました。振り向くと、ビジネスバックを抱えたアラフォー世代と思しき女性。「2期生の〇〇(旧姓)です」と自己紹介してくれました。
2期生というと、今から20数年前の学生です。教職課程を履修していたとのことで、当時、私は教職課程にかかわっておりましたので、その関係で私の授業をいくつかとっていたと言います。
「今、何をしていらっしゃるの? なぜ仙台に?」とお尋ねしたいことが山ほどあったのですが、新幹線の発車間際でした。
「あるコンサルティング会社の内部監査の仕事をしていて、今日は出張で仙台に来ました」と、"内部統制統括部チーフマネージャー"と書かれた名刺をいただいたのですが、あわただしい別れとなってしまったことが、心残りでした。
2016年10月24日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
10月13日~16日まで、台湾の世新大学60周年記念に招待され、李泳采国際交流委員長と共に、式典・祝賀晩餐会等に出席してきました。
世新大学の創立者は中国出身の著名なジャーナリスト成舎我氏。1956年の戒厳令時代に弾圧された言論人を中心に設立された大学で、新聞コミュニケーション学部をはじめとして、台湾でメディア・ジャーナリスト関係の研究を代表する大学です。また台湾の大学で初めてジェンダー学と女性研究センターを設置した大学で、ジェンダー研究でも著名な大学です。
2016年10月17日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
今年の秋の恵泉祭(11月5日)では、"女性の「生涯就業力」と高等教育の新しい役割"と題し、内閣府男女共同参画局長:武川恵子氏と韓国の梨花女子大学前総長:金善旭(キム ソンウク)氏をお迎えしてシンポジウムを開催することは、前回のこのブログでご紹介いたしました。
先日、武川局長にご挨拶を兼ねて事前のお打ち合わせに、学長室長と共にうかがってきました。
続:女性の人生変わっていないのなら変えよう~秋のシンポジウムに向けての続きを読む
2016年10月10日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
先週のこのブログでは、国をあげて女性活躍がうたわれていても、女性たちの人生は一向に変わっていないと書きました。結婚・子育て・介護等々、夫や家族の都合にあわせる形で人生設計を変えざるを得ない女性が依然として大半なのです。けっして単線とはいえない人生を生きる女性たちだからこそ、生涯に亘って、どんな時でも目標を見失わず、自分を磨き続けてほしい。身近な人や地域に尽くし、社会を変える力となることを願う「生涯就業力」育成は、今、恵泉女学園大学キャンパスに一貫した目標です。
女性の人生、変わっていないのなら変えよう~秋のシンポジウムのご案内~の続きを読む
2016年10月03日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
10月1日、千代田区麹町3番町に保育機能を備えた子育て支援新施設(「子育てひろばあい・ぽーと麹町」)がオープンしました。私が代表理事を務めているNPO法人あい・ぽーとステーションが千代田区と協働で運営する新施設で、南青山の子育てひろば「あい・ぽーと」(2003年秋開設)に次いで2番目の施設になります。
あい・ぽーとステーションの活動理念は、「子育て支援は親支援」です。そのために老若男女共同参画で地域の育児力向上を目指しています。