人文学部成績優秀者表彰式で

2017年08月07日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

春学期も最終日を迎えた7月27日、人文学部の成績優秀者表彰式が人文学部研究室で行われました。この表彰は人文学部の各学科で通年の成績が上位2位以内に入った学生を表彰するものです。
2016年度の成績優秀者は19名。一人ひとりに学長から表彰状と記念品をお渡しいたしました。

表彰式の後で、学生たちが一言ずつ、それぞれの思いを語ってくれました。
そのいくつかをご紹介いたします。

  • 受賞の知らせを聞いた時は「なぜ私が」?と信じられませんでした。今回は正直、"まぐれ"だと思います。でも次回は自分でも"まぐれ"ではないと言えるよう、がんばります。
  • 表彰されるのは小学校の皆勤賞以来初めてで、自分でもびっくりしています。
    大学に来てから授業がとても楽しくなって、一所懸命勉強したことが、この受賞につながったのかなと思います。
  • 1年生の時に受賞したけれど、2年生の時は受賞を逃して、とても悔しかった。
    今度、もう一度という思いで頑張った成果だと思います。授業で配布された資料等はいつも手元において、そこから自分でさらに関心事を掘り下げていったことで、学ぶ喜びを味わっています。

表彰式に出席してくださった中山洋司学園長からは次のようなお祝いの言葉をいただきました。

今日、皆さんが手にした表彰状は、「生涯就業力」の基礎を磨いたことの証に他なりません。皆さんのお話を聞きながら、学力には"目に見える学力"と"見えにくい学力"の2つがあることを想い出しました。授業に真面目に出席し、提出物にも努力を惜しまない等、学生としての日々を丁寧に誠実に生きる姿勢、それは"見えにくい学力"ですが、それが実は成績という"見える学力"を作り上げる底力となったことでしょう。この二つが結集することが恵泉の「生涯就業力」なのです。

なお、記念品として贈られたものは、泉を汲む乙女の姿を刻んだ恵泉のペンダントです。
写真は、表彰状と学科の先生の手書きメッセージと共にペンダントを撮ったものと、表彰式の後に人文学部の先生方と一緒の記念撮影の写真です。


人文学部成績表彰状

人文学部成績優秀者表彰式