FDSD研修会で"ランチ交流会"

2018年03月05日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

2月も半ばを過ぎた頃、FDSD研修委員の松村正治先生から次のようなメールが入りました。

今回は持ち寄り形式のランチ交流会として、 食を通した恵泉教育について情報を交換するほか、 気軽に話し合う場を設けることにより、 大学改革に向けたコミュニケーションのさらなる活性化、 および恵泉の教職員コミュニティづくりを図ります。

日時:2018年2月22日(木)12:00~14:00
会場:L棟ラウンジ
持ち物:お一人様、1品おかずをお持ちよりください。

注意事項:

  • 量は一人前程度としてください。
    テーブルに同席した方々7-8名程度で分け合います。
  • 開催趣旨から、おかずは学生に勧めたくなるものが望ましいですが、 購入したものでも構いません。
  • ご飯(おにぎり)と飲み物はウーロン茶、コーヒーを用意します。
  • お皿、お箸、スプーンなどの食器も用意します。

お料理が得意な人や日頃から料理をしている人は良いとして、頭を悩ます教職員も少なくないのではと、自分自身のことを考えても心配な数日を過ごしました。

さて、当日は・・・・?どの班のテーブルも実に多彩でユニークな食べ物満載でした。

私が参加したグループについてご紹介しましょう。

オランダ産ウナギ燻製のカナッペ・豚フィレ肉の紅茶煮、ワカメの酢の物・レンコンの炒め焼き・野菜のナムル・フランスパンにエシレバターとハムのサンドウィッチ。そして、私はりんご煮のヨーグルト添えを持参しました。
そこに隣のテーブルから、シフォンケーキと人参&シーチキン&玉ねぎのマリネのお福分けもいただいて、お腹がはちきれそうになりました。

食事も一通り済んだところで、各テーブルからの報告タイムに。
ああ、そちらのテーブルにも行きたかったぁ!と思うような魅力的な食べ物の報告が続きました。

最後のグループ発表に立った漆畑智靖先生は、"このテーブルのもの、すべて、とってもおいしかったです"。ただ、あんまりおいしくて、夢中で食べてしまって、何を食べたのか、分からなかったそうです。同班の人に、一つずつ食べた物の名前を聞きながらの報告。なんとも微笑ましかったのですが、"さて、僕が持参したのは、学食のAランチ。いつもおいしい学食を作ってくれているシダックスさんに感謝をこめて、でした"のメッセージに、会場が爆笑に包まれました。

全部おいしかった。でも食べたものの名前がわからなかったという漆畑先生

"何を持っていったらいいの、僕、作れないなぁ"と数日間、嘆いていた樋口幸男先生は、実においしそうな卵焼きと肉じゃがを嬉しそうにみせてくれました。
"妻が作ってくれたんです!!"と。

男性の教職員の中には、樋口先生のように奥様に作っていただいた方、いつも研究室でゼミ生たちと食べているスナックを持ち寄った人などさまざま。"うちは共働きで、妻は今すごく忙しいから、頼まなかったんだ"とマックのハッシュドポテトを買ってきてくれた人も。奥様へのおもいやりにほのぼのしながら食べました。これもとても美味しかったです。
こんなにおいしくて、楽しくて、心もお腹も充たされたランチは久しぶりでした。

奥様に作っていただいた卵焼きを見せてくれる樋口先生