学生のレポートに対する理事長からの返信
2018年08月27日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
春学期の「キリスト教学入門」(1年生対象 岩村副学長担当)と「心理女性学」(3~4年生対象 大日向担当)の授業で、宗雪雅幸理事長を迎えての特別授業「生涯就業力を磨く~きちんとした大人になるための"社会人基礎力"とは~」を実施したことはこのブログでも報告いたしました。(6月4日『理事長 学生に語る』)
授業を聞いた学生から感想レポートが提出されましたが、それに対して理事長からの返信が届きました。
なんと受講生全員に向けてです!しかも、一人ひとりに実に丁寧な長文の返信でした。
夏期休暇に入って改めてゆっくり読む時間ができて、宗雪理事長のメッセージに込められた学生への愛情に胸深く打たれる思いです。学生には個別に届けましたが、豊かな経験に基づいた含蓄あるコメントは是非とも多くの方に読んでいただきたいと思い、今回、このブログで紹介させていただきます。
もっとも、すべてをこのブログ本文に記すのはあまりにも分量が多すぎますので、ここにはいくつかを選んで掲載させていただきます。全容を知りたいと思ってくださる方もおいでになるかもしれません。そのために学生の質問・コメントの一覧を記載し、以下のURLをクリックして番号を探していただけばお読みいただけるようにいたしました。
全員分
それでも本ブログ自体、いつもに比べてたいそう長くなることをご了承ください。
*学生のメッセージは私の要約です。
EC:英語コミュニケ―ション学科 JL:日本語日本文化学科 HC:歴史文化学科 IS:国際社会学科 CS:現代社会学科 PH:社会園芸学科
EC:英語コミュニケ―ション学科 JL:日本語日本文化学科 HC:歴史文化学科 IS:国際社会学科 CS:現代社会学科 PH:社会園芸学科
学生が提出した感想レポート
学生のレポートに対する宗雪理事長の返信
<就職や働くことに関する質問・感想に対して>
- 富士フイルムの社長でいらしたということですが、企業はどんな人を採用するのでしょうか?(EC1年生)
会社というのは売上を上げて利益を出す、その利益をもとにして投資し拡大発展をはかる、というものです。そのために①必要な人(技術者、営業担当者、管理部門担当者、企画部門担当者など)を集め給料を払い働いてもらう、②必要な機械や、建物を買う、③売り先や製造工場も国内だけでなく、海外にも広げる、④お金の出入りを計算して決められた税金を納める、⑤会社経営全体を管理し経営する、 といったことが必要になります。そのことを実行するために社員を募集するのです。それぞれの仕事には専門知識が必要です。専門知識はほとんどの新入社員は持っていませんから、入ってから一生懸命勉強するのです。だんだんエキスパートになります。プロの会社員になるのです。そのためには理解力のある人、勉強する人、が必要です。よく言われる「仕事が早くて正確な人」「提案する人」というのはこういうプロとしての力がないとできないのです。もう一つ大切なことは「嘘のない正直な人」「礼儀正しい人」という条件です。仕事というのは協力がないとできません。ロビンソン・クルーソーではないのです。同僚や上司、お客様との共同で仕事は進みます。そのために「正直」「礼儀」というのは欠かせないのです。会社はそういう人を必死で探しています。それを履歴書や面接で見分けようとするのです。孫子曰く「敵を知り己を知れば百戦危うからず」です。 - 私は現在就職活動中です。仕事を丁寧に正直にやる大切さを改めて学びました(EC4年生)
最も大切なポイントを良くつかんでいると思います。就職というのは一種の運命です。その運を大切にし、感謝して一生懸命働くことです。そうすると不思議に運命は良くなります。そういう例を私はいくつも見てきました。 ・嘘を付かない・礼儀正しい・仕事は早く正確に、というのが社会人として成功する鉄則です。これに加えて、「改善・改革する」ということが加われば間違いなくいい仕事人、社会人ということになります。「考える」ということです。その際5W1H (WHO,WHAT,WHEN、WHERE、WHY、HOW)で考えるのですが、「WHY」が最も大切なポイントです。何故それは起こったのだろう、何故だ、何故だと考えることで原因分析とか、対策とかが出てきます。そして、PLAN DO SEE (計画を建て、実行し、反省・チェックする)という行動に移ります。このプロセスを踏むと、仕事は必ず良くなります。仕事を通じて社会人として人は「信頼・信用」を得るのです。自分を信じて頑張って下さい。 - 私の父は働くことも大切だが、一番大切なのは結婚だと言い張るのです(PH3年生)
時代とともに私たちを包む環境は大きく変わっています。お父上の時代、私もそうですが、「女性の仕合せは良い男性と結婚し、子供を立派に育てる」という時代でした。現代は女性がいかに自立するか、「生涯就業力」を持って一人の人間として自立するか、が必須になりました。勿論良き伴侶(パートナー、結婚相手)を持つということはとても大事です。女性が活躍できる環境は広くなっています。その社会人基礎力として、「礼儀・正直・速くて正確な仕事・改善改革の提案」という基本の大切さは、あなたが理解されているとおりです。今まで良いご両親のもとに、すくすくと守られて来たことは、本当に幸運です。今後社会で色々と苦労はありますが、自分の足でしっかり立っていけるように頑張って下さい。勉強を続けながら大きくしっかり伸びてください。両親をはじめいろいろの方への感謝を忘れないで。いい伴侶にも恵まれるといいですね。 - 就職の面接はどこを見ているのですか?(JL1年生)
会社は「やる気のある人か? 出来る人か? 感じがいい人か? 正直でいい人か?」といったことを見ます。見出そうとします。短時間ですから簡単にはわからないのです。ですから、あまり化粧が強すぎる、服装が華美、言葉遣いがきちんとしていない、質問に対してよく理解せず頓珍漢な答えをする、という人はNG(no good)、不適ということになります。会社というのは「常識」が大事なところです。それでいて、「固定観念を破って冒険してほしい」とも思っているのです。そうしないと「進歩」がないからです。矛盾するのですがそれが世の中です。面接で、あまり型にはまった受け答えをする人は受けません。特徴があり、少し変わっているけどこの人はいい仕事をしそうだな、と面接官が思う人がベストです。
どうすればいいのです?という質問がでそうですが、答えは自分で考えたらいいと思います。よく考えたら答えは必ず得られると思います。(ドラッカーは勉強になります)
類似質問 - 面接の時に、この人と働いてみたいと思うのはどのような人ですか?(EC1年生)
- 今の日本で、女性が安心して働けるところはどこでしょう?(EC1年生)
- これからのAI社会で生き残っていくにはどのような能力が必要でしょうか?(EC1年生)
- ある大手の企業に内定をいただきました。折角企業に入るのだから出世できれば良いなと漠然と考えていたのですが、お話を聞いて変わりました(EC4年生)
- 生涯働き続けられる場所で一生懸命働き続けたいと思いました(PH3年生)
- ビジネスの厳しさと成功の秘訣など、社会に出たときに役立つ話を聞くことができました(EC1年生)
- 企業や社会人としてのあり方など、すごく新鮮でためになりました(EC1年生)
- 会社を支えているのは幹部ではなく販売員だという言葉が印象的でした(EC1年生)
- 仕事をして生きていくということは、「自立」だけではなく、一人の「人生が充実する」というものでもあるのだなと思いました(CS3年生)
- 誰かが見ているからではなく、他の人を思いやって働く大切さを学びました(EC1年生)
- 人にはいろんな生き方があり、仕事の仕方があるなと思った(EC1年生)
- 恵泉の先輩のように社会のなかで戦っている女性がたくさんいると思います。私も生涯働いて社会に貢献したいです(EC1年生)
あなたの決意は素晴らしいです。その気持を忘れないで戦い続けてください。人生は戦いです。負けてはいけないのです。負けるケースは決まっています。意志が弱く、自信も無くなって、自分自身を慰めて戦いの場であるリング(フィールド)から降りてしまうのです。逃げてしまうのです。自分の弱さが大敵なのです。
大切なのは、戦い続けることです。コツコツと真面目にやるのです。短期的に勝った、負けたを論じて一喜一憂するのではなく粘り強く努力するのです。そういう人間が、一番格好いい人間だとわたしは思います。大学でしっかり勉強してください。ここでつける教養は今後の人生でさらに勉強して力をつけていく基本になるものです。不明な点は先生に遠慮無く質問し、考えてください。さらに自分自身研究することもいいでしょうね。間違いなく、大学は皆さんが社会に出て戦う時の知力、探究心、エネルギーを培う場所、勉強する場所です。後ろ向きになりがちな自分を叱咤して、前を向いて頑張って下さい。社会はそういう人間を期待し、待っているのです。明るく謙虚にやることです。「嘘をつかない」「礼儀を忘れない」「仕事は早く正確に」「改善のために考え提案する力をつける」これらによって良いリーダーになることが出来ます。リーダーになるのが嫌な人は、社会で信頼され頼られる人になります。その後、いろいろの面で信頼され、愛され、頼りになる人として人生を送ることが出来ます。焦る必要はありません。じっくり頑張るのです。
<生き方全般についての悩みや質問への返信>
- 理事長のお言葉、先人の言葉は新鮮で説得力があった。でも、いまいち響かないものもあった。私の成長過程の問題なのだと思う。私は出世したいと思わない。自信がないからかも。責任の重さに耐えられないと思うのです(PH4年生)
現実の世の中について、少し脅かしすぎたのかもしれませんね。そういうのが世の中なのだ、と分かっていれば、世の中に出て無用に恐れたり、驚いたりしないですむだろう、と考え世の中の状況をありのままにお話しました。勿論、あれがすべてではありません。
先人の「言葉」というのは鋭い真理が含まれており、何かの折に引っ張り出して読んでみると、とても良いサジェッションが含まれていますので、なにかいい言葉があったら、ノートにメモしておくといいと思います。詩人の三好達治がこんな言葉を書いています。
「拙を用いて憚るな 鳴け 田螺!」(タニシよ、下手くそだからといってビクビクするな、大いに鳴け、お前の意見を言え!)そんな意味でしょうか。勇気を出そうよ、発言しようよと言っているような気がします。 - 自分がこれだという道を見つけるにはどうすればいいですか? 自分の好きなことはあるけれど、失敗してしまうのではと心配です。(EC1年生)
私の場合、特別な才能・能力があるわけではなく、こういう仕事をやりたいという希望も特にはありませんでした。どこか信頼できる企業にでも入って、しっかり仕事ができるようやろう、と思っていました。経済的に自立するにはそれしか方法がなかったのです。仕事は「早く正確にやる」と心がけていました。「正直である」「礼儀正しくやる」ということは勿論です。仕事をきちんとやると周囲の信頼感が増えてきます。するともっと大きい仕事が回ってきます。人から頼られる。地位も上がって管理職になったりします。すると益々努力する。そうやって苦労も増えるけど、喜び、満足感も大きくなります。勉強も必要です。生涯勉強です。 そんな人生、つまらないだろう、と言う人もいます。しかし、そうでしょうか?目立たぬ努力の積み重ねが人を大きく育てるのです。思わぬ大きな宝物を生むこともあります。褒められたい、認められたい、と思わずに地味な努力を積み重ねることです。大きな成果が必ずあります。もし、最後まで認められなくても、天は見ているのです。誰かが見ています。自分がこれだ、という道を見つけようとしても見つかるものではありません。今の仕事、任務を一生懸命に果たす努力をすることです。道は開けます。 - 今、2年生ですが、自分のやりたい仕事がみつかりません(IS 2年生)
「自分のやりたい仕事」というのはなかなか見つけることは難しいものです。それでも、「自立」する事、働いて自分で食べていけること、を見つけることは出来ます。こういう方向の仕事をしたい、というものが見つかったら、それに向かって全力で取り組む。その中から自分がやりたかった仕事を見つけて努力を集中するのです。また、その仕事が面白く、楽しくなればHAPPYです。「仕事を道楽にする」ということを言った人がいます。やっている仕事が面白くて仕方がない人です。辛いことは勿論あるけど、やっていて面白い、という仕事です。「青い鳥は足もとにいた」というのは真実だと思います。地道に勉強して、自分の望む所に就職して、バリバリ働く。前向きにものを考えて、苦しいことがあったら休んで、「陽はまた昇る、太陽が照れば塵も輝く」とおもって休み、また起ち上がる、というのが人生だと思います。あなたのやっていることで人が助かる、そうすると自分も助かる、ということだと思います。 - 大学に来てさまざまなものを見て、やりたいことが変わりました。経済学に興味があります。
すごく悩んでいます(JL1年生)
経済学に興味がある、というのは素晴らしいですね。最近、「宝島社」から絵入りのやさしい、経営学をほぼ網羅した本が出ました。「経営学見るだけノート」(1,100円+税)。 これなどはじっと眺めているだけで経済学(経営学)ってなんだ、ということが頭に入ってくるような気がします。ドラッカーというのは経営哲学者のような人ですが、日本は勿論、世界中から尊敬されており、これからビジネスの世界にはいろうという人には有益だろうと思います。ぜひ読んでみてください。今すごく悩んでいるそうですが、それは「努力する人の証です」とゲーテが言っていますね、「人間は務めている間は迷うものだ」と。悩んだ末に次へと進む、ですね。 - 頑張っていても時に面倒くさくなることが誰にでもあると思いますが、その時はどうやって、その悪魔を取り払うのですか?(JL1年生)
そのとおりです。人間世界にも悪魔(サタン)はいるのです。「そんなにガツガツしても大して変わりはしないよ。遊ぶのも勉強だよ!」と耳元で囁く。そうかもしれないな、と思う。ゲーテは「ファウスト」の中で言っています。「人間は務めている間は迷うものだ」と。この有名な警句は世界中の人が共感したり、励まされたり、そんなバカな、と思ったりしました。しかし、大切なことは、迷っても必ず立ち直れる、立ち直らなければならない、とゲーテは言っているのです。私もそう思います。人は張り詰めてばかりはおれない。しかしゆるみっぱなしはだめだ。そこで「自省録」のようなノートを造り、折にふれて、大切な言葉、戒め、反省、などを書き留めておく。時々読み返す、というのもいいと思います。明治神宮の森や日比谷公園を設計し作り上げた本多静六という人がいます。人生の成功者です。お金もたっぷり持った人です。本多静六著『人生計画の立て方』(実業の日本社刊)を読むと、人間というのはこのように生きると成功するのだな、ということが分かります。この人の本はたくさん出ていますから、他のものでもいいと思います。この人のように物事に徹することは無理かもしれませんが、少しでも学び取ることは有益だと思います。
類似の質問等 - 私は自分を律することが苦手です。どうしたらいいですか?(EC1年生)
- 生きていくだけで大変なのに、「より良く」なんて難しい。卒業後は、朝起きて、お化粧して、出社して、帰宅して・・で精いっぱいになりそうです(EC4年生)
- 私は何事にも諦めぐせがあるのですが、どうしたらいいですか?(EC1年生)
- 私は努力している割には人に恵まれない、たくさん悩んでも成長したと思ってもらえない、そんな思いでいます。どうしたらいいのでしょうか?(JL1年生)
- 私は、努力する者が報われるとは限らないと思っているのですが・・・(EC1年生)
- 不安定な社会の中で自立して生きていけるか不安です(JL1年生)
- 経験とやりたいこと、どちらが大事で、どちらを優先すべきですか?(EC1年生)
- 恋愛って何でしょうか?自分に恋愛できるのか?悩んでいます(EC1年生)
- 自分を支えてくれる人生で唯一のパートナーがほしいです(JL1年生)
- 私は人から可愛がられるということが苦手です。年上の人から好かれるにはどうしたらいいですか?(EC1年生)
- 大学を出て、就職して結婚して、幸せに過ごすのは難しいのでしょうか?後悔しない生き方をしたいのですが(EC1年生)
- 私は将来、お金に恵まれたいのですが(学科不明 1年生)
<女性としての生き方・自立について考えさせられたという感想に対して>
- 「ノー」を言える女性となる大切さ。でも、「ノー」を言うには知識も必要ということを学びました(EC4年生)
よく話を聞いてくださり、嬉しく、感謝します。わたしが話した以外にも沢山の人が「どうしたら仕事がうまく出来るか」とか「働く心構えは何か」とか書いています。それらは概ねわたしがお話した中に入っています。自分が経験する中から自分のノートに書きつけて、日々向上していくといいと思います。毎日少しずつでも向上してごらんなさい、積み重ねで素晴らしい強い人になれます。余裕のあるしっかりした人生がおくれます。いい人生を生きてください。 - 女性は立場上、男性よりも低くみられがちですが、しっかり学んで、自分の意志をもって「ノー」と言える人になりたいです(EC1年生)
あなたの決意、素晴らしいと思います。わたしは思うのですが、本質的に、女性は決して男性に劣りません。知的能力(理解力、判断力等)はまったく差はない、運動能力や腕力は男性が強い、子育て能力や粘り強さは女性のほうが強い、といった「性差」による違いはある、しかし人間としての総合力で差はない、と言って間違いではないと思います。今後日本で女性の指導力、判断力、行動力が強まることの可能性があるし、期待できます。男性に甘える、媚びる、おだてるといったことはしてはいけないし、今後だんだん少なくなると思っています。そう期待しています。世界の政治家でも女性の指導者は実に多く出ています。世界中で女性の活躍度が高まっているのに日本はかなり低位です。これは嘆くより、今後日本では確実に女性が上に出てくる。その可能性がある。企業でも女性の役職者(部長、課長、係長など)が多くなる。役員(重役)も女性の数が増えるでしょう。給料も高くなる。男性も昔ほど威張りたがらなくなりましたので、女性の可能性は高まります。チャンスが広がります。一方、女性の実力が要求されます。必要です。打たれ強い心根、失敗を恐れない勇気、人を思いやる心、緻密な計算、計画性、瞬時の判断力、粘り強さ、などが必要になります。リーダーに必要な能力です。
その知性、教養を養うのが大学での勉強です。授業でわからぬこと、疑問に思うことはどんどん先生にぶつけてほしい。その場で解決できなくても先生は必ず学生の疑問に応えると思います。その力のある先生たちです。思い切り吸収し、学んで欲しいと思います。 - 女性一人一人が柔軟な考え方と誇りの気持ちを持つことが何より大切であり、本当の意味での自立の基本ではないかと、お話を伺って思いました。
そのとおりだと思います。人にはいろんなタイプ(型)があって、自己主張の強い目立ちたがりやもいれば、地味で目立つのが嫌だという人もいます。目立ちたがりやというのは多くの場合人に好かれません。最終的に信頼されるのは、地味だがしっかりした考え方を持つ人です。嘘のない、礼を失しない、偏ったものの考え方をしない人というのが一番仕事の出来る人であり、信頼される頼りになる人、ということだと思うのですがいかがですか。 - 私は家父長制の考えの強い家で育ちました。男女格差がまだまだ残る社会に出る不安があります。それだけに女性としてどう生きるべきか、自分の足でしっかり立っていく大切さを考えられる女子大で学べたことを貴重に思います。(CS4年生)
女子大学(教育)の意義、良さを的確に整理して頂き、私も読んで目を洗われるような感じになりました。ありがとう。私の子供の頃まで、日本は基本的に「家父長制」の国でした。それが最も安定した形でした。戦後、社会構造が変化し、核家族が普通になり、家族がばらばらになりました。昔のような「家父長制」では、父親の権威が中心にあり、夫人がそれを支え子供が行儀よく元気に育つ、というのはしっかりした秩序があり安定した良い家族制度だったと思います。表面おとなしく従っているように見える夫人が年とともに家の中で実力ナンバーワンになるというのは日本では普通でした。しかし、今は、社会も女性の力を必要としており、生活の必要性からも女性が働く、子育ても社会のバックアップが向上し、何より女性が家庭の中だけにとどまらず、社会的に働けるようになった、それが期待されている時代になっているということが大きいと思います。働く中で、ぼんやり遊び暮らしたキリギリスにならず、暑い中でも働き続けたアリのように勉強する・働くことはとても大切なことです。「後悔先に立たず」「先憂後楽」...昔の人は的確にその辺りを言っていますね。 - 女性は自立して生きるべきという考え方を素直に受けとめることができないです。誰かに頼った人生を歩きたい。
専業主婦になりたい気持ちが強い私には、自立は無理に思えるのですが。(CS 3年生)
「専業主婦で頼れる人と一生を送りたい、独り立ちして働く、というのは苦手で好きではない」という気持ちはある意味で分かるし、それができれば楽でいいな、と思います。いわゆる「玉の輿」というやつです。しかし、そういうのでうまく行っている例は殆どありませんね。必ず難しい副作用が起こるのです。夫の浮気、金銭のトラブル、子供の教育、その他数々の揉め事。お金というのは必要以上にあると必ずトラブルの種になります。また仮に、専業主婦になっても、家事、他との交際、親・親戚との関係、財産管理、防災など難しい問題は山程あります。家庭の中で「働く」というのも生易しいことではありません。また、夫が不慮の事故で亡くなるということもあります。別れて欲しいと言われるケースもある。あなたが自立していると、夫婦関係、子育て、社会的交際などの面で有利になります。人からとやかく言われることはないのです。それに、自分の持っている能力、才能を発揮する、というのは人生の中で最も大切で為になることだと思います。こんなチャンスを逃すことはありません。がんばってください。子供は頑張っている母親を見て育つのです。丸山明宏「ヨイトマケの歌」です。 - 私は将来専業主婦になりたいと思っていたけれど、社会で働く大切さにも気づかされました(JL1年生)
「優れた専業主婦」というのは結構大変な仕事です。夫を支え、力づけ、最大限やる気を起こさせることをいつも心がける必要があります。家事、交際、実に多様です。自己啓発もしなければ社会から取り残されるようになります。勿論、共働きでも同じです。女性が社会で働く意義は、経済的に恵まれるという他に、勉強の質が広く深くなること、人のために役立つ幅が広がるという大きな意義があります。ルイス・トマスという人が「人間というこわれやすい種」という本の中で、「ヒトを本性の深いところからつき動かしている特徴は、役に立ちたいという衝動であり、たぶんこれは私たちのあらゆる生物学的な必然性のうちでもっとも根本にあるものだろう。」と書いています。社会で働くにせよ、専業主婦になるにせよ、人の役に立っているという自覚、自信は私たちの生きがいになっているでしょうね。 - 謙虚さの大切さ。そして、女性が上に立つということは常に背に刃を向けられていると思いなさいと祖母が言っていた言葉の意味が今日、よくわかりました(EC1年生)
おばあさまは「人間」「世の中」をよく知っておられます。どうしたらちゃんと生きられるか、を掴んでおられるのです。上に立つということは常に背に刃を向けられているというのは男性でも同じですが、女性のリーダーが少ない時代には特にそう思われたのでしょう。用心深くあれ、不用意な言動はするな、ということでしょう。自然にそういう行動が取れるよう注意しておくといいですね。時に失敗したら、反省して出直しです。
類似項目 - 私の父は働くことも大切だが、一番大切なのは結婚だと言い張るのです(PH3年生)
- 私は自立して生きていけるよう準備をします(PH4年生)
- 父からは"早く結婚を、孫の顔を見たい"と言われています。でも、女性にはもっといろいろな生き方がある。私はまず自立した女性になりたい(CS3年生)
- 自立する大切さが分かりました(EC1年生)
- 自分の身は自分で賄えるようしっかり働きたいです(JL1年生)
- 自分で稼いで自分の力で生きていきたいと思いました(JL1年生)
- いつ何があるか分からない今、変化はチャンス。自立のためにしっかり勉強したい(JL1年生)
- 正確性はAIに勝てないかもしれない。でも、提案力や礼儀は人にしかできない特性であり人間らしさだと思う。そういう人間らしさ、そしてしなやかでたくましい女性になっていきたいと思いました(CS4年生)
- 女性の生き方は昔とは比べものにならないくらい違うということを改めて感じました(JL1年生)
- 結婚すると女性は自由に働けなくなったり行動できなくなったり。いまだに結婚が女性の人生のゴールのようになっていることは「違う」という思いが強いです(HC3年生)
- 教養を身につける大切さ。女性も経済力を付ける大切さを学びました(EC1年生)
- 社会に出て自立するためにはまず当たり前のことをきちんとすることだとわかりました。礼儀作法やあいさつなど、日常的なことをもう一度しっかりしようと思いました(EC1年生)
- 私はグローバルな舞台で活躍したいです(JL1年生)
- 自分が輝くチャンスを手にしたら、周りの人も輝かせたい。そんな活躍ができる女性になりたいです(EC1年生)
<学ぶ意欲や今後の生き方を教えられたという感想に対して>
- 学び続ける大切さを教えていただきました。父の言葉の中に、母や娘を人間としてではなく、女性としてしかみてくれないことに疑問を思って育ってきました。人として生きていきたい。そのために勉強だけはあきらめずに行こうと思います。
「勉強し続ける」ということの大切さを分かってもらってとても嬉しく、頼もしく思います。勉強をし続けている人は、物事の奥の深さを理解できる人です。「知は力です」。課題を解決する力になります。そして、それに謙遜が伴えば本物です。勉強するほど人間は謙虚になります。思い上がったりしないのです。それは人間の大きな魅力になります。初心を忘れずにがんばってください。あなたのお父さんの気持ちも分かります。社会でいろんな人を見ていること、書物などでいろいろの勉強をしておられるのでしょう。子供にいろいろと注文をつけるのです。それが親の使命・責任だと思っているのです。つまり「愛情」があるからなのです。迷える子羊になってもらいたくない。お父さんのお気持ちがよく分かります。愛情深い、責任感の強い方なのでしょう。一方で、心のなかで、娘が「わたしはこうする、こう生きる」と言うことも望んでいると思います。それが良いことであり、社会から後ろ指を指されることのないことなら、顔は相変わらず怖い顔をしていても心のなかでは子供の「自立」を喜んでいるはずです。いいお父さんを持って仕合せですね。 - 「変化はチャンスだ」という理事長の言葉が心に残りました(PH4年生)
1929年に「学校を作ろう」と決心した河井先生にあの新渡戸さんさえ「今はその時ではない、考えなおした方がいい」と言ったのです。誰もがそう言ったと思います。しかし河井先生は実行します。お金も後ろ盾もなしに。大不況、戦争の危機、就職難、貧困、娘を売る、などの時代です。だからやめよ、という声に対して「だからやる」と決心します。今から考えると、河井先生のほうが正解でした。「しっかりした人間を育てる」という必要度はその時非常に高かったからです。お金も節約すればなんとかなる程度でした。とにかく、いま成功している企業は、市場をよく見て、考え、ある可能性を見つけ出し、その方向に舵を切った企業です。その企業も一つ間違えると世間的に「非難・糾弾」されます。企業も命がけです。 - 私は不器用なので、ゆっくり正確にやることを大切にしていきたいと思いました(EC4年生)
(社会で仕事をする場合、「ゆっくりだが正確」というのと「はやいがミスが多い」というのは、「ゆっくりだが正確」のほうが絶対にいいのです。この場合は、なれるに従ってだんだん早くなっていくからです。「わたしは自分らしく努力をコツコツしていきたいです。結果がどうであれ努力をすることは大切だと思うからです。」というあなたの言葉は素晴らしいですね。大塚商会という事務器の大手販売会社があります。そこの「社訓」は「亀の歩みはウサギより速い」です。「それはお伽話でしょ、やっぱり走行速度はウサギの方が速いでしょう」と多くの人はそう思うでしょう。しかし、同じ頃同じような事務器販売を立ち上げた会社がいくつかありましたが、成功しているのは大塚商会くらいです。ほんとうによく勉強する社長でした。地味で、浮ついたことをせず、社員のことをよく気をつけ、よく歩き、お客さんを大切にしました。その社長の胸に堅く抱いた思いが「亀のように」だったのです。今は息子さんが社長です。 - 私は大学の勉強よりも趣味の方に力を注いでしまっています。理事長が趣味や自分が楽しいと思えることも勉強だと言ってくださったので、少し気が楽になりました(PH3年生)
自分の趣味を生かしたお店を持ちたい、というあなたの夢はいいですね。自分のやりたいことをやる時、人間は必死に一生懸命やるものです。そのために、「経営学」の勉強はした方がいいですね。要するに利益を出し続ける会社にしなくてはなりません。マーケティング(顧客づくり)の勉強も必要です。流通に関する雑誌や新聞を読んで、参考になる点は「切り抜き」をしておき、後で参考にするといい。そして最も大切な点は成功している、繁盛している店に行って、この店のどういう点がいいのかをよく見て、「考える」ことです。商売というのは甘いモノではありません。志してもまず9割の人は失敗するでしょう。成功している人に共通するのは「勉強」することです。そして、失敗も勉強なのです。人間、「無過失」ということはありません。大学の勉強が役に立たないということはありません。自分が読んだ本、雑誌、新聞、成功者の話、成功者を見ての感想、などをノートに書いておいて、時々読み返す、というのもいいでしょうね。成功者がやっていることです。礼儀正しさというのもいいですよ。最大の武器になります。人に嫌な思いをさせるようでは商売人・ビジネスマンとして失敗です。 - 理事長の話を聞いて目が覚めました。けっして大学生活も授業もさぼっていたのではありません。私は将来やりたいことがあります。それに向けて本格的に家でも勉強する時間を増やそうと思ったのです(EC1年生)
素晴らしい感想と決意です。「本格的に家でも勉強する時間を増やそうと思う」は正解です。頑張って下さい。夢は必ず叶います。恵泉女学園創立の陰の恩人は「新渡戸稲造先生」でした。実に立派な人です。新渡戸先生も若いときに志を立て、よく勉強しました。そして運がどんどん開けていきました。先生は密かに人助けをしましたので当時は誰も知りませんでしたが、先生が亡くなられて後それらの善行が多くの人の知るところとなりました。あるとき、泥棒が家に入ってきて、本ばかりたくさんあるのに、お金がまるで無い。メリー夫人が気の毒がって明日またおいで、少し用意しておくから、と言ったそうです。とにかく、大切なのは勉強ですね。 - 置かれた場で必要とされ、周りの人に良い影響を与えられる人になりたいと強く思いました(PH3年生)
とても大切なポインを的確につかんでいると思います。この人生観は不敗の原則です。
でも、人生は一本調子には行きません。思わぬ障害、迷い、難題が出てきます。そんな時、これらの原則はあなたの身を守り、あなたを力づけます。
旧約聖書の「箴言」は時々開いて読むと力づけられます。箴言という意味は「鍼のように急所に当たる言葉、戒めの言葉」という意味だとわたしは思っています。時々開いて読んで見る、どこからでもいいから読んでみると、「人間の知恵、英知」が凝縮しているように思います。クリスチャンであるかないか、に関係なく、役に立つ教えられる言葉に満ちています。 - 理事長の人生での成功・失敗談をうかがって、今からやっておくべきことを探すきっかけになりました。真摯に全力で目的を見失わず生活していきます(EC年生)
良い決意です。あなたのように考え、努力をする人は、美しい人です。地味に見えるかもしれませんが、静かに光っています。教養が身につくと、仕事の質が上がります。命じられたことだけをやるのではない、より上位の難しい重要な仕事ができるようになります。地味な勉強の積み重ね、努力の積み重ねがそれを可能にします。それと勇気です。失敗は「成功の母」だと古い諺にあります。これは真理です。ただし、失敗を漫然と重ねるのではなく、失敗の原因を考え、反省し、この次は失敗しないぞ、と決意することです。そうやって人間は成長します。大きくなっていくのです。美しい人間になってください。 - 私は将来像が描けていません。先のことを考えたり、新しいことに手を出すのが苦手です。結婚もできないかも。
でも、せめて身の回りのスキルは高めようと思いました(JL1年生)
あなたは性格がおとなしく、控えめで、しゃしゃり出ない人ですね。その性格は「駄目」ではなく、むしろ好 ましいと思う人は多いと思います。アルバイト経験がないのも別に全く問題はありません。結婚相手がない、と決めつけるのは「早すぎ」ます。もしあなたが、結婚相手がいない、自分は駄目だ、と決めてしまうと、結婚したいと願う男性が現れた時、相手に大変失礼なことをしてしまいます。あなたを採用した会社に、大変失礼をすることになります。あなたは「臆病」な性格のようです。これは言葉を変えると「慎重」「用心深い」「控えめ」ということです。「謙虚」と言ってもいい。これらは素晴らしい性格なのです。あなたは「結婚」は出来ないといいます。そんなことはないと思いますよ。男性は、でしゃばりな女性より、控えめな女性に好意を持ちやすいのです。ただ控えめを通り越して「無気力」な女性にはNOということになります。あなたはもっと「自信」を持ちなさい。出来るのです。これだけの文字と文章を書ける人が出来ないわけはない。知的能力は十分あります。あなたの「謙虚」な性格はすばらしい天からの贈り物です。穏やかでおとなしい性格は大きな強みです。いい家庭を作るでしょう。いい子供が育ちます。前向きに進んでください。必ずうまくいくと思います。 - よく正直者は馬鹿を見ると言いますが、今日のお話を聞いてそうではないことを知りました(JL1年生)
「正直者は馬鹿を見る」という言葉は、単純に「正直な人は損をする」とだけ言っているのではない、という気がします。馬鹿だな、と蔑むだけではない好意、愛情がこもっているような気がします。正直者は絶対にいいのです。新渡戸稲造先生は恵泉の大恩人です。その恩を、新渡戸先生は人に見えるようにはしませんでした。本物の「正直者」でした。そして本当に真面目な方でした。わたしたちはそのご恩を決して忘れてはいけないと思います。ものすごく勉強する人でした。こんな立派な方の後輩である、ということに誇りを持っていいと思います。「正直でいることや真面目なことは大事」なのです。人の「信用」の基なのです。 - 切なさ、無念さを知っている人は周りの人から信頼されるという言葉を覚えていたいですPH3年生)
とても良い結論を得ていると思います。それでも、人生は幾つもの苦難、面倒がつきものです。そしてそれを克服することで、確実に人は成長します。強くなります。打たれて、打たれて強い鋼(ハガネ)ができるのです。必ず出てくる苦難と戦ってそれを克服しましょう。時々、その苦労を人に得意気に喋る人がいますが、そうしないほうがいいと思います。心に秘めて、自分で噛みしめるほうがいいと思います。【まだまだ反省、引っ越しのサカイ】というサカイ引越センターのCMがありましたがあれを見るたびに笑いました。ある不祥事があった後のCMでした。重役が会議で全員頭を下げている場面付きでした。私たち人間も同じですね。あのあと、サカイは順調に業績を伸ばしたそうです。
類似の感想 - 在学中にしっかり勉強すると社会人になっても勉強が続けられる、それが良い人生を送れるかどうかの鍵という理事長の言葉が心に残りました(EC4年生)
- 日常の積み重ねの大切さ、人間の「質」の大切さを学びました(EC3年生)
- 私は自分の中に少なからずサボろうという気持ちがあったので、理事長のお話は心に刺さりました(JL1年生)
- 私にはサボりたがる気持ちがあります。でも人生、本当になにがあるかわからない。一生働ける力を持つことが大切だと思いました(EC1年生)
- 大学生のうちに自分がしたいと思えることを見つけたいと思います(JL1年生)
- 「常に努力する者は報われる」という言葉が胸に響きました。大学進学で上京するために高校時代からバイトをしたりして、お金を稼ぐ大切さと親のありがたみを痛感してきました。(JL1年生)
- 著名な方々のいくつかの言葉、とても勉強になりました(JL1年生)
- 理事長が紹介してくださった「いくつかの言葉」に将来が希望が見えた気がしました(IS3年生)
- ゲーテの「行儀作法は人間のすべての姿が映しだされる鏡である」「常に努力する者は救われる」という言葉に感銘を受けました(EC3年生)
- 先人の言葉がすんなりと心に染み入りました。真面目に生活し、努力をしていきたいです(EC1年生)
- ニーチェの言葉を胸に刻んで、将来の夢を確定したいです(JL1年生)
- 小林一三の言葉に感銘を受けました。女子大だからこそ得られるものを最大限吸収していきたい(EC1年生)
- 小林一三さんの出世の道は信用を得ることという言葉が心に残りました(JL1年生)
- ピーター・ドラッカーの「マーケティングとイノベーションが事業の鍵だ」という言葉に共鳴しました(JL1年生)
- 大学では今まで以上に勉強しようと思いつつ、他にもやるべきことがあるのではと不安に思うことがありました。でも社会で活躍するために自信をもって勉強しようと思いました(EC1年生)
- 自分に丁寧に向き合い、自分を尊重する大切さを学びました(EC1年生)
- 将来は不安だらけと思っていたけれど、誰もが不安は感じている。そんな中、自分らしさ、自分らしい幸せを見つけられる人生になればいいなと思いました(EC4年生)。
- 社会に出てからも学ぶことはとても大切なことだと思いました(EC3年生)
- 学生時代の勉強が将来につながると聞いて、今よりさらにたくさんのことを学びたいと思いました(EC1年生)
- 悩むことは大切。希望を捨てずに前進することを教えていただきました(EC1年生)
- 母がよく「知識があれば光になる」と言っていましたが、今日、その意味がとても良く分かりました。勉学に励みます(JL1年生)
- 大学で学んだことは社会に出てからも役に立つと言われたことが胸に響きました(EC1年生)
- 将来後悔しないようにこの4年間勉強もアルバイトも頑張りたいと思いました(EC1年生)
- 今、自分の目の前にあることをきちんとこなし、置かれている状況の中で焦らず着実に向かっていきたいと思いました(EC1年生)
- 他人に流されることと他者に共感することは違うということを心に留めて、活躍したい(EC1年生)
- どの場所でもすべてのことに真面目に取り組んで生きていきたいです(JL1年生)
- 人の気持ちを考えて行動する大切さを考えました(EC 1生)
- 母がよく「知識があれば光になる」と言っていましたが、今日、その意味がとても良く分かりました。勉学に励みます(JL1年生)
- 当たり前のことを当たり前のようにできる人になりたいです(EC1年生)
- 人は一人では生きられないけれど、最後は一人。どれだけ自分でできるかと思った(EC1年生)
- 自分が仕合せだと思い道を歩むには、Yes か Noかを常に持っておけるようにしたいと思いました(EC1年生)
- 自由に存分に学べる大切さを改めて思いました。私の母も同じことを言っていました(EC1年生)
- みんな何かに向かって頑張っている。私は将来何になるかはっきりと定まっていないけれど。絶対悔いのない人生を送りたいです(JL1年生)
- 野の花のように強く美しく生きていきたいです(PH3年生)
- 野の花のように力強く一人でも生きていけるような女性になりたいです(EC1年生)
- 艷やかでなくても美しく咲く花のように生きていきたいです(JL1年生)
- これからの生き方を考えました。教養をつけたい、ノーと言える女性になるために(EC1年生)
- 人生で無駄なことは何一つないと思いました(PH3年生)
- 理事長の学生時代は大変だったんですね。お金の大切さもわかりました(EC1年生)
- 真面目に生きていきたいと思いました(JL 4年生)
- 聖書には、大切でためになることがたくさん書いてあることを改めて知りました(EC1年生)
- 学歴は大切。でも、それ以上に人としての質の大切さが印象的でした(JL1年生)
- 社会で活躍されている方の話はとても参考になりました。学生時代、さまざまなことに意欲的に取り組みます(JL1年生)
- 実社会での働き方、心構え、パートナー選びについて、貴重な学びをしました(JL1年生)
- 卒業の年に、社会人としてのあり方、心得を深く考えさせられました(CS年生)
- 努力をすればするほど報われるのだと思った。大学に入った意味を改めてしっかり考え、心に留めておこうと思った(EC1年生)
- 将来のことをじっくり考えてみたいと思いました(JL1年生)
- 「礼儀、正直、正確、提案」の大切さがわかりました(JL1年生)
- 大学でしっかり学び、日常を大切にすること、先人に学ぶ大切さが印象的でした(EC1年生)
- 「何でも悩んで一人前」という言葉が印象的でした。自分の思い通りに生きられそうにないけれど、頑張ろうと決意しました(EC1年生)
- 大学生活一日一日を大切に。自分らしさを見つけていきたいと思いました(EC1年生)
- つらいことがあっても、負けずに乗り越えて生きていきたいと思った(EC1年生)
- 私はよく悩みます。でも悩むことは自分を成長させることだと分かりました(EC1年生)
- 諦めていた夢をもう一度目指そうと決心しました(HC1年生)
- 正直・礼儀・迅速に正確に行動することを忘れないでいたいです(EC1年生)
- どう生きるべきか、自分で悩んで決断することが大切だと思いました(JL3年生)
- 自分の道は自分で決める。人に頼るのは程ほどに。一人で生きていける人になりたいです(EC1年生)
- 理事長のお話を聞いて、今日から将来のために、社会に尽くせる人となるために頑張ろうと思いました(JL1年生)
- 「社会人基礎力」の大切さを考えました(EC1年生)
- 理事長の話を聞いていたら、今のままの自分では社会で生きていけないと思った(JL1年生)
- 社会で生きていくために何が大切かを再認識できました(JL1年生)
- 経験と知識のある方のお話がうかがえて、とても参考になりました(JL1年生)
- 今日、学んだことを忘れずにいたいです(EC1年生)
- お話を聞いて、自分の人生71年をふりかえりました。本当にいろいろなことがありました(EC1年生)
71才で大学で学ぶ、素晴らしいです。本当にお幸せですね。ご主人がまたいい方ですね。
ぜひしっかり勉強してください。お願いがあるのですが、不明なこと、不明確なことは教員にぜひ遠慮せず「質問」してください。その場で十分答えられないこともあると思いますが、教員も必ず調べてお答えすると思います。生き生きとした授業が必要だと思います。教員も必ず誠実に受け止めて授業をすすめると思います。ある程度年をとった方のほうが迫力がありますので。それが、教員が更に伸びるきっかけになると思います。ぜひよろしくお願いします。 - これから社会に出れば悩むことも多いだろう。でも悩まない人生のほうが危険。前向きになろう、これだけ頑張ろうと思える女子大に来て、さらに良かったと卒業しても思えるよう、一生懸命、何事にも取り組んでいきたい。(CS4年生)
素晴らしい感想です。読んでいて励まされました。
妻に対して、「誰が養っていると思うんだ」と夫(男)が言う。外で悔しく辛いことを随分経験しているからです。でも、そんなことを100% 夫(男)も思っているわけではないのです。ただそういう事を言えるのは愛し信頼する妻がいるからなのです。妻がいなければ、男など不様で弱いものです。わたしの友人で奥さんを病気などで亡くした人が何人かいますが、全くダメになるケースが多いですね。夫婦で働くという場合、夫婦が二人共上質な人間であればとてもうまく行きます。自立した人間同士になるよう、夫婦二人共確認し、決意した方がいいでしょうね。 - 人生に平らな道はない。泥まみれになっても咲くハスの花のように夢に向かって生きていきたい(EC1年生)
いい言葉ですね。逆境にあってくじけず、美しい蓮の花のように咲く、唐招提寺の池に咲く蓮の花を思い出しました。何度も失敗し、ついに盲目になりながらも中国から教えを伝えた鑑真和上のようにハスは今も咲いています。お金も大切ですね。「恒産なくして恒心なし」という言葉も概ねあたっています。例外もありますけど。ある程度のお金は必要です。人に迷惑をかけぬためです。そのためにも生涯就業力を身につける必要があります。勉強です。真摯な心です。幸福という花は、地道な土壌の上にこそ咲くのです。 - 「ありがとうございました」(IS1年生)
美しい、いい言葉ですね。人を元気づける。そして人からも好意を受ける。できるかぎり勉強していい人生を作ってください。