夏休みに子どもたちと「夢の子育てひろば」へ
2019年08月26日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
お盆の真っ最中(8月13日)に、私が代表理事を務めるNPO法人あい・ぽーとステーション恒例の夏のイベント「丸の内 キッズジャンボリー」(助成:住友生命保険相互会社/協力:港区・千代田区)が東京国際フォーラムで催されました。
チラシ
13回目を迎える今年のテーマは「夢の子育てひろば~ちいさな虫になって世界を大冒険」。
"あい・ぽーと創作音楽絵本" "三重奏" "専門家による子育てトーク" "エリックさんと英語でうたおう"
"縁日"等々、盛りだくさんのプログラムでした。
"あい・ぽーと創作音楽絵本"では、虫王国が催している夏祭り会場に入るために、子どもたちはいくつものクイズに挑戦したり、不思議な呪文を唱えたり・・・。全身で飛び跳ね、真剣に呪文を唱えている子どもたちの姿のなんと愛らしかったことでしょう。疑うことなくファンタジーの世界に浸っていく幼い姿に、心洗われるようでした。
"子育てトーク"では、ママたちから「本を読みたい」「家じゅうをお掃除したい」「旅行に行きたい」、そして、「ちょっとでいいから一人の時間が欲しい」と、子育てに奮戦している日々の大変さを訴える切実な声。対して「妻は感情的にならないで」「妻にマッサージしてほしいな」などの本音をもらすパパもいて、会場からブーイングを受けつつも、「妻には感謝しかない」「妻と会話を重ねる努力を惜しまず、精一杯、向き合っていきたい」などの声も聞かれて、ため息やざわめきあり、笑いありのひと時でした。
親が"子育てトーク"に参加している間、子どもたちはスタッフ心づくしの縁日を楽しんでいました。
今年の会場B7ホールは、例年の1.5倍の広さでしたが、1、100名余りの親子たちで埋め尽くされて、朝から夕方まで終始、歓声が響き渡る一日となりました。
なお、あい・ぽーとには、事務局長や子育てひろばの施設長として、あるいは事務局スタッフとして恵泉の卒業生や院生が勤務しています。この日も裏方として、あるいは舞台の上で大活躍をしてくれました。
開会宣言と共にピアノ・チェロ・ヴァイオリンの三重奏で幕が開きました
虫王国に入るためのクイズや呪文に挑戦。無事、王様に入国許可をもらえて喜ぶ子どもたち
"育児専門家による子育てトーク"
左から、アンガールズの山根良顕さん・お茶大名誉教授 榊原洋一さん・東大名誉教 授汐見稔幸さん・大日向)
"英語でうたおう"のエリックさんのパフォーマンスに子どもたちはノリノリでした
スタッフ(シニア世代男性:子育てまちづくり支援プロデューサーさんや子育て家族支援者さん)手作りの縁日を楽しむ子どもたち
フィナーレの後、出演者とスタッフ全員が集合して記念撮影
スタッフとして勤務する恵泉の卒業生や院生と
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