オンラインで保証人対象就職ガイダンスを開催しました

2020年06月29日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、新型コロナウイルス感染拡大予防に向けて、引き続き慎重な対応が求められております。
そうした中、先週の土曜日(6月27日)に1~3年生の保証人を対象とした就職ガイダンスを開催いたしました。例年ですと6月末のこの時期に保証人の皆様に大学にいらしていただいておりましたが、今年は残念ながらそれが叶いませんため、下記のような次第で、Zoomによるオンラインセミナーを実施いたしました。

6月27日(土)10:00~11:30

  1. 学長挨拶
  2. 就職委員長から ・本学における就職進路の状況 ・本学における就職支援 ・保証人の皆様にご協力いただきたいこと
  3. 就職進路室長から ・就職試験対策ワンポイントアドバイス
  4. 質疑応答

今後の就職活動はポストコロナ、ウィズコロナ社会に向けた新たな局面も予想されるだけに、保証人の皆さまのご関心は例年以上に高く、質疑応答も非常に活発に行われました。学生のキャリア形成に対しての本学の教育・支援活動をご理解いただく機会となったことと思います。
なお日ごろ、どのような教職員が就職進路指導にあたっているのか、例年は直接ご挨拶をさせていただいておりますが、今年はそれも叶いませんでした。写真でのご挨拶とさせていただきます。また委員長等からのメッセージも預かりましたので、ここにご紹介いたします。

キャリアセンターと職員の皆さん
キャリアセンターの職員と就職委員会の教員

保証人のみなさまへのメッセージ

就職委員長 樋口幸男(学長特別補佐)

大学生にとって、就職活動は大学入学試験以来の大きな試練です。大学入試は学力テストの点数だけでクリアすることもできますが、就職活動では学力に加え、社会人基礎力や行動特性までチェックされます。ですので、就職活動では大学での学びはもちろんのこと、大学以外での活動も含め、どのように時を積み重ねてきたかが問われていると言えるでしょう。
一方、就職活動を取り巻く環境や業界・企業の在り様は、保証人の皆様が就職された時代とは大きく様変わりしております。さらに、今年はコロナウイルス感染症の問題も加わり、企業の採用活動にも大きな影響が出てきています。
そこで、今回のガイダンスでは、現在の就職活動を取り巻く状況について、正しい情報を保証人の皆様と共有することで、保証人の皆様のご協力を得ながら、学生たちにとってのより良い就職支援につなげていければと考えております。

就職進路室長 市川隆幸 ~充実した学生生活を送ろう~

堂々と「自分の4年間」を語れる経験が必要です。就職試験では、志望動機とともに必ずといってよいほど「学生時代に力を注いだことは何か」と聞かれます。勉強やサークル活動、長期の休暇を利用したインターンシップ、留学などの経験を1・2年生のうちから、目標を持って計画的に取り組むようおすすめください。またこの機会に、これまでの歩みを一緒に振り返り、お嬢様の将来の夢や仕事について「親子の対話」をすることは意味のあるものだと思います。就職に関して心配なことがあれば「キャリアセンターに必ず足を運ぶよう」促してください。

就職進路室 豊岡 直子

「社会に出ること」を「大空に飛び立つこと」と例えるならば、大学とは学生の皆さんが飛び立つために必要な機体や滑走路の整備をするところです。しかし、飛び立つかどうかは自分で決めなければなりません。実際に飛ぶのは学生本人だからです。就職活動に対して初めは不安に思うかもしれません。その不安を少しでも減らせるように、私たちも全力でサポートします。恵泉での学びや様々なプログラムを通して身に付けた経験を糧に、自信を持って、自分と向き合い、社会に飛び立って欲しいと思っています。