年度の最後に嬉しいご報告2つ

2021年03月29日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

今年度もいよいよ最後となりました。今日は2つ、嬉しいご報告です。

まず、1つは、下北沢成徳高校と協定を結びました。
下北沢成徳高校は「広く社会で活躍する女性を育てる」ことを教育理念とし、「学ぶ人を育てる」「品性を育む」ことを大切になさっている高校です。

3月18日、下北沢成徳高校の皆様が協定の取り交わしのために多摩キャンパスをご訪問くださいました。"国際社会を舞台に活躍できる女性の育成をめざして、生徒一人ひとりが自分の持っている力を限りなく伸ばせるような環境づくりに、全力で取り組んでいます"。
平野昌子校長先生のお言葉は、まさに本学の「生涯就業力」と一致するもので、嬉しくうかがわせていただきました。教育は、自らを育み、磨き続けようとする生徒・学生に対して、教職員ができうる限りの力を貸すことだという点でも、心を一つにいたしました。
両校の生徒・学生が豊かな交流を紡いでいくことを願っております。

協定調印の後で 平野昌子校長先生と共に

2つ目は、多摩市子育て支援員講座が無事終了し、3月23日に認定式を行ったことです。
この講座は2月10日に開講したことは、このブログでご報告いたしました。

通常、対面で行う講座ですが、コロナ禍の自粛要請下です。受講生の皆様には、講座は録画で視聴していただき、単元毎に質疑応答をZOOMで行うという形式でしたが、実習は多摩市の保育園等のご協力で現場実習をすることが叶いました。非常にタイトなスケジュールで、録画だけでも30本近い動画の学習を要しましたが、毎回、提出された課題レポートは質量ともに大変すばらしいものでした。
受講生のほとんどが最後まで完走して、晴れて認定証を手にされました。

多摩市からは阿部裕行多摩市長はじめ、子ども青少年部長・子育て支援課長・課員の皆様、多摩市保育協議会の福島真会長がご参列くださいました。阿部市長と福島会長から、認定者へのお祝いのメッセージと共に多摩市での子育て支援活動への期待と励ましのお言葉をいただきました。本学からは34名の学生が認定証を受けることができました。本講座での学びを活かして、今後、地域のために若い力を発揮してくれることを願っております。

祝辞(阿部裕行 多摩市長)
阿部市長から認定証授与
祝辞(福島真 多摩市保育協議会会長)
閉会の挨拶(大日向雅美)
皆さんで記念撮影
(このときだけマスクを外しました)