秋の避難訓練実施のご報告
2022年10月31日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
多摩キャンパスの木々や草花が一段と美しさを増している今日この頃です。先週の木曜日に、秋の避難訓練を実施いたしました。学生委員長から事前に届いた案内は以下の通りです。
教職員の皆様へ
学生委員長 李泳采
避難訓練ご協力のお願い
いつ来るかわからない大地震に備えて日ごろの訓練の重要さが近年注目されております。ここ2年ほどコロナの影響もあり実際の避難訓練が行えておらず、避難場所だけをゼミ単位でお知らせいただく方法をとっておりましたが、いざという時に逃げられないのではないかと学生委員会で検討の上、本年度は以下のとおり地震発生についての「避難訓練」を実施することといたしました。ご多忙の中恐縮ですが、大学に集う学生・教職員の安全のために必要な訓練であることをご理解いただき、ご協力をよろしくお願いいたします。
記(一部 省略)
実施日時 2022年10月27日(木)(2限目終了直前)
①今回の訓練は学生・教員・職員の全員が参加するものです。
②避難場所は多摩キャンパスグラウンドです。
③授業担当の先生は、以下をご確認の上、学生と共に行動してください。
- 授業開始後、学生の出欠席を確認の上、出席学生数を所定の提出用紙に記入。
- 避難放送が入ったら、学生にすべての荷物をまとめるよう指示し、全員が荷物を持って「グラウンド」まで移動するよう誘導。その際、必ず、クラス単位で避難し、グラウンドでもクラス単位で集合。
- 「グラウンド」にて再度クラスの人数を確認し、提出用紙に記入。
- 本部担当者(李先生)にクラス名と避難完了を報告した上で、用紙を提出し、クラスごとに待機。
- 障がいを持つ学生が講義を受講している場合、必要な配慮をもって情報伝達を行い、避難は友人と一緒に行うよう指示。
④避難経路をあらかじめご確認の上、途中の階段、廊下は走らず、事故のないようご注意ください。 ⑤この「お願い」はすべての教職員に配布しています。訓練実施日時に学内にいない方も今後のため教室内の掲示で避難経路の確認をお願いします。 ⑥教育農場では一旦学生を集め学生に避難訓練実施を伝えてください。(グラウンドへの参集の必要はありません。)
以上の指示にしたがって、当日は構内にいる教職員が一斉にすみやかに避難行動をとることができました。
また本学は、地震・洪水などの災害が発生した時に学生や教職員とその家族の安否確認や被災状況の確認の初動を速やかに把握する安否確認システムANPICを採用しています。これまで災害等が発生する度にアラートが届けられ、それに対応することを求めていますが、今回、その回答率を競うコンテストも実施いたしました。以下の通りです。
学生委員長のメッセージにもありますように、日々、災害への備えは怠ることができません。コロナ禍は依然、収束していませんが、回復の兆しも幾分、見えてきた中、今回、このように対面実施ができたことにとりあえず、安堵の思いでおります。
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