国際ゾンタの皆様に学生たちが温かく迎え入れていただいて
2023年06月19日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
本学は、奉仕と支援を通して全世界の女性の地位向上のために活動する世界的な社会奉仕団体である「国際ゾンタ」から、日本で初めての「ゴールデンZクラブ」として2011年8月9日に認証されました。これは、東京Ⅱゾンタクラブ様のご推薦によるもので、現在は、恵泉女学園大学平和紙芝居研究会(Keisen Peace Kamishibai Association=KPKA)、恵泉英語教育研究会(Keisen English Education Society=KEES)、恵泉お話を語る会(恵話会)などの活動がご支援をいただております。
東京Ⅱゾンタクラブ様のご支援については、これまでも本ブログで幾度かご報告をしてまいりましたが、先月末に新宿京王プラザホテル内で開かれた国際ゾンタ第26地区エリア2のエリアミーティングに、本学ゴールデンZクラブの学生2名(会長の4年生溝田桃子さん、副会長の3年山口優里さん)が招待されました。
「国際ゾンタ」「東京Ⅱゾンタクラブ」「ゴールデンZクラブ(GZ)」については、こちらをご覧ください。
同クラブのアドヴァイザーとして、当日、学生たちと共に参加した岩佐玲子先生(教育学)の感想です。
東京Ⅱゾンタクラブ様は恵泉女学園大学のこの度の募集停止に大変心を痛めておられましたが、元気で明るい2名の学生が参加したことを大変喜んでくださいました。そしてそれぞれの学生に「これからの大学生活、頑張ってくださいね」と励ましのお言葉をくださいました。10以上のゾンタクラブが集まるこのミーティングには例年いくつかの大学のゴールデンZクラブの学生も参加していたのですが、今回、コロナ明けでおこなわれた対面の会に出席したのが恵泉生だけだったこともあり、東京Ⅱゾンタクラブの皆様はもちろん、エリア2の皆様が大変歓迎してくださり、壇上でご紹介いただきました。
そして、参加した2人の学生の感想です。
恵泉女学園大学GZクラブ会長 溝田桃子(日本語日本文化学科4年 KPKA代表)
今回出席する機会をいただいたエリアミーティングでは、日ごろからお世話になっている東京Ⅱゾンタクラブの方々にお会いするということもあり、とても緊張していました。
会員の皆様方はとても温かく迎えてくださり、「これからも良い大学生活を送ってください」とお言葉をいただき、とても幸せな気持ちになりました。
ゾンタクラブの皆様お一人おひとりが優しさと気品に溢れていて、自分たちに何ができるか考えながら日々活動されている、その一端を今回勉強させて頂きました。プログラムの中にあった2つの講演はどちらもとても興味深く、あっという間に終わってしまったように感じます。
また講演を聞く中で、私は自分の国のことすらよく知らないことを実感しました。その道の第一人者や達人と呼ばれる方々は「日々勉強」と言っているイメージがありましたが、その意味が今日深く理解できたような気がします。痛感したのは、「知りたいことを知るには、知らないことが多すぎる。」ということです。そして同時に、今回のエリアミーティングで私は知らないことを知る楽しみと、自分の未熟さを前向きに捉える喜びも味わうことができました。人生の大先輩の皆様の強い意志と行動力の凄さを学ぶことができ、これからも日々勉強を続け、私も皆様のように自分を磨きながら前に進んでいきたいと思います。
恵泉女学園大学GZクラブ副会長 山口優里(英語コミュニケーション学科3年 KPKA副代表)
今回は初めてGZの副会長としてエリアミーティングに参加させていただきました。まず、日頃からご支援いただいている東京Ⅱゾンタクラブの皆様にお会いできると知り、嬉しくもすごく緊張してしまいました。しかし、会場に到着してから帰るまで皆様は私たちに温かい言葉をかけてくださり、良い意味で緊張感なく落ち着いていられました。また、ミーティング内での講演はもう少し聞いていたくなるような内容で、自分に足りていない物を発見できた一日だったと感じます。
世界が平和になるためには、私たちが現在の国際関係を積極的に学び続けることが重要で、特に歴史と地理を自分で学ぶこと、信頼できる情報にアクセスすることの大切さを知りました。英語で情報を得る能力はこれからますます必要になってきます。英語コミュニケーション学科の学生としてもっと頑張らなければと思いました。また、里山のお話では、メダカが英語ではrice fishということも初めて知り、雑木林と小川と田んぼのある里山を守ることの意味と映像の美しさが心に残りました。スマトラの世界一大きな花のお話にも圧倒されました。
時間の流れがあっという間に感じる程、エリアミーティングの中身が濃く、刺激的でした。そして、さらにGZとしてのサークル活動に力を入れていきたくなった一日でした。誠に勉強になる貴重な機会を有難うございました。
最後に東京Ⅱゾンタクラブの皆様との集合写真にも加えていただきました。
東京Ⅱゾンタクラブの皆様をはじめ、国際ゾンタの皆様が本学の学生たちを大変温かく迎え入れてくださり、ご活躍の姿を間近に見せてくださいましたことは、学生にとってどれほど大きな励みと目標となったことかと存じます。
心から感謝申し上げます。有難うございました。