多摩地域で活躍する恵泉の学生たち
2023年10月02日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
多摩市内に所在する大学生に対して、多摩地域の企業・団体から拠出の資金を原資として、成績優秀な学生に対して、返還義務のない奨学金を付与する【多摩未来奨学金制度】があります。
【多摩未来奨学金制度】の特徴
- 返済不要の給付型奨学金
- 修学支援+人材育成
- 他大学の学生と学びあう機会
- 学生の多摩地域への知見を深める
- 優秀な学生と多摩地域企業の交流
8月25日に第10期生の集いがあり、本学から藤田智副学長が出席いたしました。
その報告の概要は次の通りです。
- 多摩市の大学から13名の奨学生が選ばれました。その内訳は次の通りです。
恵泉女学園大学5名/明星大学3名/中央大学1名/法政大学1名/拓殖大学1名/多摩大学1名/帝京大学1名 - 選考基準は、<私の自己アピール><現在一番誇れること><私が考える多摩地区の課題><私なりの問題解決の試み>の4点についてのレポートとプレゼンでした。本学から授賞した5名は、日本語日本文化学科3名 国際社会学科1名 社会園芸学科1名で、どの学生のプレゼンも非常に立派でした。とりわけ内1名は中国からの留学生で、会場から大きな拍手を受けていました。
- 参加企業は多摩信用金庫/東洋システム株式会社/日本電子工業株式会社/京西テクノス株式会社/金沢建設株式会社/エム・ケー株式会社/株式会社キャリア・マム/株式会社環境管理センターでした。
これから学生たちは各企業と交渉し、インターンシップを行い、その結果を成果報告書としてまとめていくことになります。
藤田智副学長からのメッセージ
恵泉生の誇りを感じた日―多摩未来奨学金13期生のつどいに出席して―
8月25日(金)に、多摩未来奨学金の授与式ならびに懇親会に出席した。この奨学金は、多摩地区の企業が出資し、多摩地区の大学に在籍する学生達を審査し、決定に至る。明星大学に集められた奨学生は13名で、そのうち本学からは5名の学生たちが奨学金を得た。各企業の評価も高く、恵泉女学園大学を称賛する声が上がった。挨拶に立った一人一人の本学奨学生の大きく、立派な口上に私は感激しっぱなしであった。これから、奨学生達は、参加された企業と交渉し、インターンシップ等を経験し、成果報告書としてまとめてゆくことになるが、立派な報告書を書き上げてくれることを期待している。このように企業と大学が連携した取り組みは、非常に興味あることと思う。就職委員長として、恵泉生に誇りを感じ、そして本学学生達の就職進路の道を切り開いてゆく使命感を感じた一日であった。
先日開催された教授会でも、上記のことが藤田副学長から報告され、5名の奨学生のこれからの取り組みを見守り、必要に応じて大学としても支援を行っていくことが共有されました。