ランチタイムオルガンコンサートを楽しみました

2023年10月23日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

毎年、10月は創立者河井道先生を覚えて集う<K-Week(河井道メモリアルウィーク)>を設けております。その中の木曜日のお昼休み(10月12日)に、チャペルで第55回ランチタイムオルガンコンサートが開かれました。

ランチタイムオルガンコンサートは、チャペルにパイプオルガンが完成した2002年3月から3ヶ月後の2002年6月に第1回のコンサートを行い、以来、年2~3回お昼休みに開催しているコンサートです。

この日の演奏者は原田真侑様(プロフィールと活動についてはこちら)で、曲目は次の通りでした。

F.クープラン (1668-1733)

『修道院のためのミサ』より
  「プラン・ジュ(キリエ)」
  「ティエルス・アン・タイユ(エルヴァシオン)」
  「グラン・ジュのオフェルトワール」

J.S.バッハ (1685-1750)

アリア へ長調 (クープラン:『諸国の人々』より) BWV 587
「装いせよ、おお、愛する魂よ」 BWV 654

A.P.F.ボエリー (1785-1858)

幻想曲とフーガ 変ロ長調 Op. 18-6

【演奏の前】

演奏者の紹介をする関本恵美子先生
ご挨拶をされる原田真侑様

【演奏を終えて】

原田真侑様
原田真侑様と関本恵美子先生

さわやかな秋晴れに恵まれた中、学生や地域の方々がオルガンの響きに心癒されるひと時を過ごしました。

このランチタイムオルガンコンサートを企画している本学のオルガニスト:関本恵美子先生から

原田真侑さんのお人柄を表すかのような、清らかなオルガンの音に包まれるひとときでした。原田さんは学生時代より、本学の土曜日に行うチャペルコンサートに度々いらしてくださっていたとのことで、バロック・スタイルのオルガンにも関わらず、非常に幅広い時代の作品を演奏することのできる恵泉のライル・オルガンと、豊かな響きのチャペルに長年憧れておられ、「今回演奏の機会を与えられたことは夢のようでした。この美しいチャペルとオルガンが、これからも守られますようお祈りいたします。」とメッセージブックに記してくださいました。 今年度行うチャペルコンサートでは、11月11日(土)はフランス・ロマン派の作品を、3月2日(土)はドイツ・ロマン派の作品を中心に演奏いたします。ぜひ多くの皆様にお聴きいただきたいと願っております。