恵泉蓼科ガーデン訪問記

2024年07月15日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

6月末から7月の初旬にかけて、学生たちが恵泉蓼科ガーデンを訪れました。
毎年恒例のことですが、盛夏を前に、木々の緑が咽ぶような美しさと生命力にあふれる中、学生たちが心豊かな一日を過ごすことができました。引率の先生方から寄せられるきめ細やかな報告に、実り多い訪問であることを祈り、無事に終えたことに安堵と感謝の思いでした。
引率してくださった先生方からの報告と写真で、それぞれの日の様子をご覧ください。

【6月22日】 関本恵美子先生(音楽 パイプオルガン)

出発時

本日は、生涯就業力STEPⅦの1回目の恵泉蓼科ガーデン訪問です。
先ほど八王子駅を学生84名(日本語日本文化学科と英語コミュニケーション学科)、引率教員4名(斉藤、澤田、宇野、関本)で出発をいたしました。
本日より梅雨入りとの予報でしたが、清々しいお天気に恵まれました。学生たちが心を解放し、じっくりと自分を見つめる時をもてるようにと願っています。プログラムが無事終えられるよう、お祈りいただければ幸いです。

終了時

先ほど、一日のプログラムを終え、無事に八王子駅に到着、解散いたしました。
暑すぎず、涼しすぎず、心地よい天候の中、学生たちはガーデンの自然と対話し、ゆったりと流れる時に身を任せて、忘れかけていた本来の自分に心を向けるような一日を過ごすことができたようです。プログラムを覚えてお祈りくださり、ありがとうございました。

【6月29日】 喜田安哲先生(心理学 認知科学)

出発前(時)

明日は社会園芸学科2年生の「蓼科ガーデン見学」になります。「恵泉の園芸」の担い手となってくれる彼女たちに、蓼科の素敵なガーデンを存分に愉しんでもらえたらと思っております。明日は、また例年通りに、移動経過の情況についてメールにてご連絡、ご報告をさせていただきます。朝は7:15集合(八王子駅)、7:30出発 になります。到着は18時ごろを予定しております。/(当日朝)今無事にバスも出発いたしました。全員遅刻もなく、スムースなスタートです。高速道路はもう渋滞が発生しているとのことなのですが、一応ガーデンには午前11:00頃の到着を予定しています。一連のプログラムのあと、午後14:30にガーデンを出発する予定です。特に問題がなければ、またガーデンを出る際にご連絡をさせていただきます。

帰着時

ガーデンでのプログラムを無事に終え、今帰路につきました。大変天気もよく、小澤先生のレクチャー、ガーデンツアー、自由散策と、学生たちも十分に蓼科ガーデンを堪能し、その意義についてもしっかりと理解してくれたように思います。予定では、18時ごろに八王子駅 到着になります。途中、談合坂での休憩を予定しています。予定時刻に遅れるようでしたら、またご連絡させていただきます。/予定よりも30分ほど早く、無事に八王子駅に到着いたしました!小仏トンネルのあたりで少し渋滞がありましたが、全員無事に戻ることができました。天気もよく、学生たちもたっぷりと蓼科ガーデンを満喫できたと思います。小澤先生はじめ、スタッフの方にも大変お世話になりました。

【7月6日】 関本恵美子先生(音楽 パイプオルガン)

出発時

本日は春学期2回目の恵泉蓼科ガーデン訪問です。猛暑の中ですが、国際社会学科と社会園芸学科の4年生63名、引率者4名(斉藤、澤田、宇野、関本)が元気に集合し、先程八王子駅を出発しました。学生一人ひとりが、ガーデンの自然に心を委ね、自分を見つめる大切な時を過ごすことができるようにと願っています。プログラムが無事に終了するようお祈りいただければ幸いです。

帰着時

先ほど、無事全てのプログラムを終えて、八王子駅にて解散しました。ガーデン到着時には薄陽がさし、心地よい爽やかな風を感じつつ、カッコウの声に耳を澄ませておりましたが、14:00過ぎより突如雨が降り始め、「自分を見つめる沈黙の時」は雨を凌げる場所を各々探して静かな時を過ごしました。雨の中ガーデンツアーをした学生の中には、ツアー開始時には雨をネガティブに感じていたものの、植物たちがより生き生きしだした様子に心動かされ、これは恵みの雨なのだと素直に思ったと語っていました。また、就職活動で心身が疲弊し、夜も眠れず、片時もそのことから離れることができなかった学生が、ガーデンに身を置いている間は、久しぶりに心が解放され、自然の癒しの力を感じたと紡いでいました。
一人ひとりの学生にとって、かけがえのない時を過ごすことができたようです。
プログラムの無事をお祈りいただき、ありがとうございました。

以上です。3日間にわたって、学生たちを受け入れ、大変丁寧な対応をしてくださった、小澤文子恵泉蓼科ガーデン長に、感謝いたします。