サマープログラム終了のご報告
2024年09月09日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美
上海杉達学院・聖公会大学・ハンシン大学・外交学院・テルハイ大学の学生と引率の先生方をお迎えして、サマープログラム(8月1日~8月9日)を実施いたしました。チャペルで行った開講式は先日(8月12日)の本ブログでご報告いたしましたが、その後、無事、全課程を終えることができました。参加した学生たちは皆、とても元気に全過程を満喫して、帰国していきました。
本プログラムの実施に際して、尽力くださった教職員と本学の学生たちに感謝いたします。
本日は、サマープログラムの模様の一部ですが、写真(アートスタジオ スズキ提供)でご覧いただければと存じます。また、本プログラムの責任者として活躍された志賀里美先生からのメッセージも併せてここに記載させていただきます。
志賀里美(日本語教育・日本語学)
壮大なパイプオルガンの演奏が響くチャペルにて、今年のサマープログラムが幕を開けました。最初は緊張していた面持ちの留学生たちも、ウェルカムパーティーの楽しい活動を通じてすぐに恵泉の学生たちとも打ち解けることができたようでした。
授業中では、留学生が分からないことを尋ねる場面も見られ、また恵泉の学生たちも積極的に質問をする姿が印象的でした。そして、このプログラムが、留学生だけでなく、日本人学生にとっても貴重な学びの場であることを改めて実感しました。さらに、恵泉女学園大学のサマープログラムには、多くの学生が参加するため、自国でも同様のプログラムを実施したいと考え、引率を兼ねて見学に訪れた先生方もいらっしゃいました。
今年はイスラエル、韓国、中国から学生たちが集まってくれました。戦争によりオンライン授業を余儀なくされている国や、常に緊張状態にある国など、背景はさまざまです。しかし、留学生と本学の学生たちが直接交流し、共に学び成長する姿は、世界の平和に繋がると強く感じました。このような貴重な機会をいただき、ご協力くださった教職員の皆さま、そして学生たちに心より感謝申し上げるとともに、今後も引き続きこのような機会を提供できることを願っております。