2024年12月

クリスマス賛美礼拝のご報告

2024年12月23日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

今年もあと1週間余、年の瀬のあわただしさとともに寒さも増しています。
そうした中、先週の12月18日、チャペルでクリスマス賛美礼拝をもちました。
大勢の参加者の皆様とともに、心静かに、そして、心温まるひと時を持つことができました。

今年の賛美礼拝のテーマ「愛のともしび~クリスマスの出会いを通して~」の心について、賛美礼拝の最後に、宇野緑先生(キリスト教教育主任)から次のようなメッセージがありました。

ディケンズ著『クリスマスキャロル』と音楽を織り交ぜた今年のクリスマス。劇中で冷酷なスクルージの心に灯された愛のともしび。彼の小さかったともしびが自分自身を、そして、周囲の人たちを照らす豊かな光へと変化していきました。
こうして生き方を180度変えられたスクルージ。キリスト教用語ではこのような変革を回心、と言います。ギリシャ語ではメタノイアといいます。このメタノイアも180度回転させて、反対から読んでみると...アイノタメ...「愛のため」に!スクルージは自分にしか向いていなかった視点を愛のため、愛を軸にした生き方へと変革していったということです。
私たちも、クリスマスのこの良き日を通して、愛を軸に、愛を中心にした歩みを始めましょう。(宇野緑)

クリスマス賛美礼拝のご報告の続きを読む

2024年度卒業論文提出のご報告

2024年12月16日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

本日は、先週12月4日(水)・5日(木)の2日間にわたって行われた4年生の卒業論文提出についてご報告いたします。

かねてよりお伝えしておりますように、本学は卒業論文執筆(学科によっては卒業制作を含む)を全学生に対して卒業資格の必修要件としております。
卒論を書き上げることは学生にとってなかなかに大きな課題です。新入生フェロシップの時から、果たして4年後に提出できるのかを不安に思って、上級生に質問する学生もいます。
たしかに、在学中に自分が関心をもって打ち込めるテーマを見つけ、先行研究を精査し、自分ならではの視点で論文や作品として一つの形にまとめる道のりのきびしさは想像に難くありません。
でも、本学に入学した学生のほとんどは、例年、立派に成し遂げて社会に羽ばたいていきます。
学生本人の努力はいうまでもないことですが、4年間にわたって懇切丁寧に指導する先生方の尽力もまた小さくありません。同時に無事、卒論完成にいたるには、学生生活全般が安定している必要もあります。職員が常に学生たちを親身に見守り、支援してくれていることも、感謝のほかありません。

12月4日・5日の帰路のスクールバスは、無事、卒論を提出できた学生たちの安堵と笑顔にあふれていました。

2024年度卒業論文提出のご報告の続きを読む

クリスマスツリー点火式を行いました

2024年12月09日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

11月27日、今年も無事、クリスマスツリー点火式を行うことができました。
日中の温かさがそのまま残り、風も少なく穏やか夕暮れのもと始まった点火式は、祈りと讃美歌の賛美が進み、徐々に暗闇が訪れる中、もみの木にあかりが灯されました。

今年は12月1日(日)からアドヴェント。多摩キャンパスでは、チャペルに美しいクリスマスの装飾が飾られ、アドヴェントの期間、クランツのキャンドルに1本ずつ灯りが増されていきます。
その様子はまたご報告いたします。

クリスマスツリー点火式を行いましたの続きを読む

収穫感謝礼拝のご報告

2024年12月02日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

11月21日(木)のお昼休み、晴れ渡った秋空のもと、今年も収穫感謝礼拝(学生宗教部シャロン主催)を行うことができました。プログラムは下記のとおりです。

そして、第2部の「みんなで楽しく食べよう♪田畑の恵みがいっぱい♪」では、参加者のみんなで大地の恵みを堪能しました。のっぺい汁もおにぎりも、すばらしく美味しかったです。冷たい風も忘れるほど、心も身体もポッカポッカになりました。
シャロンの皆様、そして、大地の恵みを提供くださった皆様に、感謝です。

収穫感謝礼拝のご報告の続きを読む