学長の部屋

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河井道のランターンを灯し続ける意義

2016年07月11日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

先週の日曜日(7月3日)、ホテルニューオータニで開かれた日米フィラデルフィア協会のレセプションに出席してまいりました。

日米フィラデルフィア協会は1994年に創立され、20余年にわたって日米の交流に貢献してこられた協会ですが、フィラデルフィアと日本の関係は古くは江戸末期から始まり明治・昭和と活発な交流があったことを、私は今回のレセプションを機に初めて知りました。

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公正さとは~LGBTから考える人にやさしい社会について

2016年07月04日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

6月30日の昼休みに、2016年度「社会・人文学会」総会と記念講演会が開かれました。
講演会の講師は、国際交流NGOピースボート職員の室井舞花さん。
講演タイトルは「多様な性から考える"人にやさしい社会"とは」でした。

室井さんはセクシャルマイノリティ(LGBT)の日常を映した写真展「Love is Colorful」の主宰をはじめとして、LGBT当事者の視点からの発信を多数のメディアでなさっていて、近著に『恋の相手は女の子』(岩波ジュニア新書)もあります。

この日は、まずご自身の幼い頃のことから、19歳で同性愛当事者としてカミング・アウトするまでの様々な心の揺れや惑い、苦しみから話を始められました。

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【隅のかしら石】となる

2016年06月27日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

今、多摩キャンパスは学生一人ひとりの≪生涯就業力を磨く≫ための大学改革真っ最中です。その一環として、今年度から教職員が一堂に会したFD・SD研修会を実施していることは、以前にこのブログ(4月30日)でもご紹介しましたが、その第2回目が先週の木曜日(6月23日)に開催されました。

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多摩キャンパスのある一日

2016年06月20日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

梅雨のこの季節は多摩キャンパスの緑がいっそうみずみずしく、構内を散策する楽しみが増します。

先週の水曜日の昼休み。ある棟内を歩いていると、大教室から一人の教員の声がマイクを通して廊下まで流れてきました。昼休みというのに教室は満杯。私語一つなく学生は黙々とペンを走らせています。「就職筆記試験対策連続講座」でした。

就職筆記試験対策講座

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タイ国際ワークキャンプの報告を聞いて

2016年06月12日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

この春のタイ国際ワークキャンプを終えて帰国した学生が報告のために学長室を訪ねてくれました。

このワークキャンプは31年目を数えますが、今年も無事に全行程を終えたことに安堵すると共に、報告に来た学生に心からのおめでとうの気持ちを伝えました。
毎年の報告書には随所に参加した学生の輝くばかりの笑顔がちりばめられていて、本企画がいかに充実したものかがうかがえます。引率して下さる教職員の方々のご尽力にも深い感謝と敬意を覚えます。

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