インドネシア短期FS①(第1日〜2日目)

2024年02月21日 

コロナ禍で中止となっていたインドネシア短期FSが再開しました。今年度は、2024年2月5日に出発して、2月15日までの9泊11日間滞在しました。前半は、ジョグジャカルタで協定校のインドネシア・イスラム大学協力の下でインドネシア語研修と文化体験・学生交流を行い、後半はバリ島に移動し環境をテーマにゴミ問題にエコビレッジやゴミ問題に取り組むNGOを訪問しました。まず、プログラム1日目から2日目の様子をお伝えします。

「アニミズムの島、バリ」(2月6日)

出発日の朝、久しぶりに東京に降った雪の影響から空港に向かう列車が遅れ、ちゃんと出発できるのか心配になりましたが、飛行機の遅れもなく全員無事バリ島デンパサール空港に到着しました。トランジットで止まったデンパサールの空港を出ると、初めてのインドネシアとあって見るもの全てが新鮮で、明日から始まるプログラムに心が躍ります。ホテルにチェックイン後、バリ在住の現地コーディネーター、佐々木みちこさんの案内で、近くのカフェでバリ料理の夕食を食べました。インドネシア料理は、来る前から楽しみにしていたことの一つで、食べたかった料理の一つ、サテリリットという串焼き料理をさっそく頂きました。これは日本のつくねに似た魚のすり身を丸めたものですが、他にも鶏肉や牛肉をミンチにして丸めたものもありました。いずれも美味しく、大きさもつくねより小ぶりなのでパクパク食べられました。刺してある串には、竹やレモングラスの茎などが使われています。
翌朝、チェックアウト前のわずかな時間、雨季の合間のバリ島は気温もさほど高くなく、気持ちの良い爽やかな陽の光の中を近くのクタ・ビーチに散策に行きました。自然豊かなバリではヒンドゥー教が主たる信仰宗教です。イスラム教徒が大半を占めるインドネシアの中にあって多くの人々がヒンドゥー教を信仰しているのがバリ島です。ビーチには、信仰対象である海の神を崇めた像が建っていましたが、芸術的でひときわ存在感を放っていました。
ジョグジャカルタに到着すると、これから5日間お世話になるインドネシア・イスラム大学の先生方が出迎えてくれました。このFSでは、メンバーそれぞれがテーマを決めて参加しています。自分のテーマ(料理)にこだわらず、何でも見て、聞いて、感じて、気になったこと、疑問に思ったことを直ぐに現地の先生方や学生に尋ねて、どんどんインドネシアについて学んでいこうと思います。

(金子由佳、JL4年生)

ナシゴレンといただくサテリリット
ビーチにそびえる巨大な像