私の書棚  その1

2007年10月04日

こんにちは、英語コミュニケーション学科3年のレオピです。雨がシトシトと降り、秋の気配を感じる今日この頃。皆さんはどうお過ごしですか?

今回は「私の書棚」についてお話していきたいと思います。

最近の、私のお気に入りの本は ダニエル・キイス著の「アルジャーノンに花束を」です。一度、映画化もされた古典ともいえる名作です。3度ほど読みましたが翻訳も素晴らしくてやっぱりいい本だと思います。一見、表紙やタイトルからして恋愛小説っぽいですが実はSFなんです。

内容は「チャーリィの報告書」の体裁をとっているために、禁断の実験を受ける以前の文章は誤字やひらがなだらけの文章で句読点もなく、大変読みにくいのですが、実験が進むにつれてチャーリィの書く(小説の)文章がとても知的に変化していく。

「人にとって大切なもの」「本当の幸せとは何か」ということを教えてくれる本だと思います。