新年のご挨拶 その2

2008年01月05日

新年おめでとうございます。国際社会学科2年生のライライです。

私は中国からの留学生で、日本に来て5年目です。日本の新年は初詣をする、新年会を行う、年賀状を送る、日頃お世話になっている人に贈り物をするなどたくさんの習慣があります。

中国は広く、民族も多いので、習慣にも違いがあると思いますが、私は東北の新年の習慣を皆さんに紹介したいと思います。

西暦の1月1日は中国の元旦(YUAN DAN)ですが、中国では旧暦の新年(今年の2月6日)が一番大切です。必ずある飾り物は春聯と福です。春聯はドアの周りに貼ります。真ん中の福字は逆に貼って、意味は「福が来る」です。

日本の「紅白歌合戦」の代わりに中国では毎年「春節聯歓晩会」といういう番組があります。夜の8時頃から深夜の1時半くらいまで放送します。家族そろって、皆でこの番組を見ながら餃子を作ります。

12時からテレビで除夜の鐘の音を12回聞いて、年を越します。そして、餃子を食べて、子供たちは食事後花火などを打ち上げます。大人達は会社の上司や同僚や友達などに電話して、「新年好」など挨拶します。子供はおばさん、おじさん、おばあさん、おじいさんたちから、「お年玉」をもらいます。

これが中国の新年です。

写真1:春聯
写真2:福
写真3:春節聯歓晩会