2015年10月

三年ゼミ

2015年10月30日

こんにちは。 歴史文化学科三年のトミーです。
今回は三年生のゼミについて話したいと思います。

私は今、笹尾先生のゼミで、主に宗教を中心にしたテーマを扱っています。 「宗教」と聞くと、キリスト教やイスラム教、神道などの具体的な宗教を連想するかもしれません。実は「宗教」というのは幅広い言葉です。このゼミでは、人間が持つ死生観や文化など、他の動物が持たない人間特有の考えや感情、行動について考えています。 その中で私は、他の動物と人間を分ける「音楽」について考えていきたいと思っています。人間以外の動物は一定のメロディーを作ってみたり、他人と合唱してみたりすることはありません。不思議だと思いませんか?

今学期の終わりにはゼミ論と呼ばれる、卒業論文の前身となるものを書き上げなければならず、現在はそのテーマ探しをしています。卒業論文につなげるテーマなので、長期間考え続けることのできるものを設定したいと思っています。そのためには自分の興味範囲についてより深く知る必要があるので、今は自分の興味範囲の本を沢山読んでいます。

皆さんは自分の関心について深く考えたことがありますか?
大学を選ぶときに、自分のやりたいことについて考えると思います。私の場合は、芸術や哲学などに興味があったので、歴史文化学科を選びました。今考えると、まさか宗教に結びつくとは思ってもみませんでしたが、音楽を新しい視点で見ていくことができるのではないかと思っています。大学生活を有意義に過ごせるよう、どんなことについて学んで行きたいかを具体的に考えてみてくださいね。

さて、次回のオープンキャンパスは、11月7日と8日。
恵泉祭と同時にオープンキャンパスを開催しています。入試相談、キャンパスツアー、大学紹介、模擬授業を開催いたします。入試広報室前で受付をお願いたします。 恵泉の学びを体験できますので、是非お越しください。

恵泉祭のプログラムはこちらから!http://www.keisen.ac.jp/oc/

ゼミ論のための文献

日中交流企画サークル

2015年10月21日

こんにちは‼国際社会学部のなっちゃんです。

もう10月も中旬に入り、少しずつ寒くなってきました。皆さん風邪をひかないように気をつけて下さいね!

私は日中交流企画というサークルに所属しています。恵泉に留学に来ている中国人学生や、恵泉と協定を結んでいる上海杉達大学から来た留学生などと一緒に恵泉生が主体となって活動しています。

日本人学生は10名ほど。レベルは初心者から中国語IIIほどのレベルの子がほとんどです。担当教員は中国人教授の楊先生で、いつも明るく親切に、時には一緒になって発音を教えて下さり、研究室も活動場として提供して下さっています。

活動時間は水曜日の昼休みです。活動内容はご飯を食べながら、上海や北京など、留学生の故郷の話をして異文化理解をしてから勉強に入ります。春学期は中国語で自己紹介の練習をしたり、初級者に文法を教えたりしました。秋学期は本格的に道に聞かれた時の反応などを日常会話練習をしていく予定です。

また、秋と言えば文化祭!なので、今恵泉祭の準備も同時進行しています。
今年はワンタンスープとごま団子を出す計画です。
皆さん、是非来てくださいね!

恵泉祭と同時にオープンキャンパスを開催しています。入試相談、キャンパスツアー、大学紹介、模擬授業を開催いたします。入試広報室前で受付をお願いたします。

恵泉祭のプログラムはこちらから!http://www.keisen.ac.jp/oc/

大学紹介と模擬授業の詳細は↓をご覧ください。どなたでもご参加いただけます。

☆11月7日(土)C302教室

大学紹介11:00~11:30
模擬授業①11:40-12:20
Pamela Novick:Everyone Has a Story: Using English to Learn about Women's Lives Around the World (Hanke and Nalim)

模擬授業②12:30-13:10
佐谷眞木人「ことばをひらく。詩の読み方、教えます。」

模擬授業③13:20-14:00
定松文「ヨーロッパへの難民とEUの移民政策」

☆11月8日(日)C302教室

大学紹介11:00~11:30
模擬授業①11:40-12:20
喜田安哲「身体イメージの心理学―身体を中継ぎにした認識の世界」

模擬授業②12:30-13:10
笹尾典代「宗教」の常識・非常識?! ~目からウロコの宗教学実践講座~

模擬授業③13:20-14:00
篠田真理子「人と野生生物は共存できるのか?」

昼休みサークル仲間と

金沢の思い出~園芸部の仲間と~

2015年10月08日

こんにちは!
人間社会学部社会園芸学科3年生のミッキーです!
私は今年の夏休みに私が所属している園芸部のみんなと金沢に行ってきました。私が所属している園芸部は、恵泉の畑の1画を借りて、自分たちの好きな野菜や花を育てている部活です。大学の有機農場の畑を使って野菜を育てることができるのも園芸部の魅力の一つだと思います。今回は園芸部のみんなと行った金沢で特に印象に残ったことを今回はお話したいと思います。

金沢は北陸新幹線が開通したことで、今多くの人が訪れている場所です。兼六園やひがし茶屋街などの場所が有名で、他にも金箔が有名です。
その中でも実際に訪れてみて、私は兼六園が一番印象に残っています。

兼六園はその敷地の中に6つの景観が備わっていることから、その名がついていますが、実際に兼六園をみて驚きました。最初池のある和風の庭園から始まり、歩いていくとまるで森の中にいるような高い木々に囲まれた場所に着き、さらに歩くと川の流れている高台に着きました。少し歩いているだけなのに、自然に周りの風景が変わることで全く違う場所に来たかのような不思議な感覚になりました。

この体験を通して、物の見え方にとても興味が湧きました。また、見え方によってこれほど印象が変わることを知りました。このことから園芸部でも野菜や花を植える時、見え方に気を配ることが必要だと思いました。
私は今まで園芸部でたくさんの野菜や花を種や苗から育てることで、図鑑やインターネットに載っていないような部分の成長をみることができました。そうして野菜や花の知識をたくさん得ましたが、野菜や花の見え方については考えたことがありませんでした。
兼六園を訪れてみて見え方で人を不思議な気持ちにすることができると知り、園芸部でもただ野菜や花を植えて育てるだけでなく、野菜や花の良さを伝えたり、野菜や花を育ててみたいと思える畑を作りたいと思いました。そして見てくださる方が園芸を好きになってもらえたら嬉しいです。

園芸部の仲間と一緒に金沢に訪れることで貴重な体験ができ園芸の素晴らしさを再確認することができて良かったと思います。

次回のオープンキャンパスは恵泉祭と同時開催です。
スケジュールはこちらから
http://www.keisen.ac.jp/oc/

兼六園の入り口の写真です。