恵泉の魅力!"園芸"とは

2016年08月05日

みなさんこんにちは!2年生のぽんたです。
今回は恵泉の3つの礎の1つである園芸についてお話します。

恵泉の1年生は、学科関係なく「生活園芸Ⅰ」という授業を1年間受けることが必修です。2年生になると「生活園芸Ⅱ」という授業を受けることができ、これも学科は関係ありませんが受けたい人が受ける、という形になります。私は現在、この「生活園芸Ⅱ」の授業を受けています。授業の内容は先生によって異なり、野菜・果樹・花それぞれ専門の先生がいるので、自分が興味のある分野の先生の授業を選ぶことができます。私は1年生のときからお世話になっていて野菜専門の澤登先生のもとで学びを深めています。自分たちで野菜を育てることはとても楽しいですし、自分で育てた野菜の美味しさは格別です。

最近、授業でジャガイモを収穫しました。3種類(男爵、わせじろげつ)のジャガイモを植え、肥料ありとなしで違いがあるか観察しました。成長過程の段階では違いは見られなかったのですが、収穫してみると一目瞭然!早白と紫月は肥料がありに比べてなしの方が収穫量が少なかったのです。男爵は肥料があってもなくても変わりませんでした。このように肥料のありなしで収穫量に差が出たり、種類によっても違いが見られました。そして収穫したジャガイモは授業中にみんなで試食しました。ここで疑問に思うのが、肥料ありとなしで味が違うのか?ということ。みなさんはどのように考えるでしょうか。私は肥料ぐらいで味なんて変わらないだろう、と考えました。実際に食べてみると、びっくり仰天!どの種類のジャガイモも肥料ありより肥料なしの方が美味しかったのです!理由は、肥料なしのジャガイモの方が自分で養分を吸収しなければならないので、実が詰まっているからだそう。一方、肥料ありのジャガイモは肥料なしと比べて水分が多い感じがしました。ジャガイモひとつとってもいろいろな違いがあることがわかります。面白いと思いませんか?
ちなみに私は「生活園芸Ⅱ」以外でも学内でいろいろな園芸活動をしています。スプリングフェスティバルや恵泉祭では「この花なあに?」というブースで花の名前を当ててもらうクイズのスタッフをしたり、南野キャンパスにあるバラ園を作るお手伝いをしたり、学内の園芸バイトではお花に水をあげたり、農場の農具を洗ったりしています。私は参加したことがありませんが、他にもキャンパス内の花壇整備、クリスマスの時期になると装飾のお手伝いなんかもあります。恵泉の学生でも知らない人が結構いますが、学内の園芸活動はたくさんあります。この活動を通して植物が成長していく姿を見られるのは嬉しいですし、植物を育てている人たちの大変さを知ることもでき、植物がとても愛おしく感じることができます。それらを教えてくれるのが恵泉の園芸です。園芸活動をしているとその中で友達ができたりして、人との交流の幅も広がります。自分が成長できる、というのが恵泉の園芸の魅力です。外に出て体を動かすので、健康的な生活を送ることもできます。

恵泉の園芸についていろいろと話をしてきましたが、私は恵泉に入る前から園芸に興味があったわけではありません。むしろ植物に何の興味も持っていなかった人間です。しかし、「生活園芸Ⅰ」の授業に魅せられたこと、一緒に園芸活動をしてくれた友達がいたことがあったからこそ、今このように園芸についてお話しすることができています。あ、言うのが遅くなりましたが、私は社会園芸学科ではなく日本語日本文化学科だったりします。恵泉で園芸について学ぶのに学科は関係ないのです。みなさんも恵泉に足を運んだ際は、園芸についていろいろな人からお話しを聞いてみてください。恵泉の魅力を感じることができるはずです。

【8月7日(日)のオープンキャンパスのお知らせ】

☆恵泉のオープンキャンパスでは実際に農場を見ることができる農場ツアーを開催しています。
8/7(日)農場ツアー
① 12:20~13:00 ②14:30~15:10
教育農場について

☆毎回大人気のフラワーアレンジメント体験
12:00~15:30 学食にて行います。

その他のオープンキャンパスブログラムはこちらから!

自分たちで管理している畑

ジャガイモ(左から縦列に見て紫月、早白、男爵)