2006年10月
文化学科の魅力 Part2
2006年10月30日
文化学科のある日のゼミ・・・(学生A) フカヒレは中華料理の王様みたいに思っていたけど、その歴史は意外と新しいんですね。
(学生B) とくに宮中では、新しい食べ物がなかなか受け入れられないこともあったんでしょうか?(学生C) 日本では江戸時代ににぎり寿司が始まるようですが、海産物を食事に取り入れてきた伝統の上に、新しい試みがあったんだと思います。
(学生D) 大地震がきっかけでにぎり寿司が日本中に広まるなんて、歴史には皮肉なことも多いんですね。
・・・文化学科は好奇心の固まりです。
文化学科助教授 高濱俊幸
人間環境学科の魅力
2006年10月23日
小学生の裏山探検
毎年2月、小学生20人が大学の「自然観察林」にやってきます。地域の市民とゼミ生が共同で主催する「小学生自然観察会」。このような実践を通じての学びが、人間環境学科の特徴です。 小学生と遊んでしまう学生もいるし、子どもの気持ちがわからないと泣き顔の学生もいます。
1年間、この日のために動物や植物のこと、生態学、身近な環境の大切さを学び、子どもの発達心理学などの講義も受けてきたはずなのに、なかなかうまくいきません。 計画も実施も、保険の手配も、ゼミの先輩の助言を受けながら、学生たちの責任で行います。父兄や市民が見守るなかですから、かなり緊張するようで、野外での活動を終え教室に入るころには、学生たちの顔に疲労が見えます。
子どもたちは教室でも元気で、雑木林で体験したことを、画用紙に落ち葉や木の実を貼って絵日記にしていきます。それを手伝っているうちに学生たちに笑顔がもどり、子どもたちの「来年もまた遊んでね」の声で、ようやく学生たちはほっとした顔になります。
でも、それで終わりではありません。夕方の教室で反省会をし、そして報告書の作成の打ち合わせをします。
4月には報告書を新しいゼミ生に配り、翌年2月の「観察会」の準備がはじまります。
人間環境学科主任 新妻昭夫
国際社会学科の魅力
2006年10月16日
たくさんある魅力の中から、今日はフィールドスタディのプログラムを紹介します。
今年の夏休み10日間、12名の学生と共に「ヨーロッパの宗教と音楽」というテーマで、ドイツとオランダに行きました。ドイツのベルリンでは、戦争中のユダヤ人迫害の歴史と抵抗運動を学ぶ施設等を訪れると共に、楽聖バッハの町、ライプツィヒでの礼拝に出席、オランダでは、恵泉のチャペルに入っているパイプオルガンの製作工房を訪ね、オルガン制作の現場を見学すると共に、歴史的なオルガンでの演奏指導も受けました。
このような現地でしか体験できない学びは、皆さんの一生の宝物となるでしょう。このプログラムは、ほんの一部です。アジア、アメリカ、ヨーロッパの各地でプログラムが展開しています。
あなたもぜひ一緒に行きましょう!
国際社会学科主任 川島堅二
写真1:バッハの銅像
2:ベルリン
3:ライルオルガン社
文化学科の魅力
2006年10月10日
文化学科を分かりやすく紹介するために、麺類を取りあげます。パスタを昔はスパゲッティーと言ってましたが、要するに小麦粉をこねて細く切ったものをゆでて食べるのです。
うどんも蕎麦もそうめんもラーメンも、それぞれ粉の成分は若干違いますが基本的には同じです。これら全てを麺類と言いますし、麺類として考えるならば世界共通の食べ物です。
ヨーロッパではパスタ、中国ではラーメン、日本ではうどん蕎麦。それぞれの地域や国の違い、文化と風習の違い、もしかすると宗教や民族の違いによって、麺類は微妙に変化しながら進化を遂げたのかもしれません。
世界に共通して見られる文化現象と異なるものを比較しながら研究するところが、文化学科です。特に世界史に興味のある人にうってつけの学科です。
文化学科主任 岩村太郎
英語コミュニケーション学科の魅力
2006年10月02日
21世紀には、国境や民族や文化を越えて、世界の人々と語り合う真のコミュニケーションが求められています。
英語コミュニケーション学科は、皆さんの夢を実現する学科です。ネイティブ教員と日本人教員の連携による少人数能力別のクラスで、楽しく効果的に英語の総合的なコミュニケーション能力をつけていきます。
高度な英語表現能力を身につける「コミュニケーションコース」英米文学や演劇などの言語芸術を学ぶ「言語芸術コース」中学・高校の英語教育や児童英語教育の技能を学ぶ「英語教育コース」の3コースがあります。一年次の春休みには、カルフォルニア州立大学デイヴィス校で英語現実習を受けながら、多国籍社会であるアメリカへの理解を深めます。
翻訳や通訳・英語教師・国連職員などを目指して勉強してみませんか。
英語コミュニケーション学科主任 網野ゆき子
写真上:カリフォルニア州立大学デイヴィス校
下:ホストファミリーと