文化学科の魅力
2006年10月10日
文化学科を分かりやすく紹介するために、麺類を取りあげます。パスタを昔はスパゲッティーと言ってましたが、要するに小麦粉をこねて細く切ったものをゆでて食べるのです。
うどんも蕎麦もそうめんもラーメンも、それぞれ粉の成分は若干違いますが基本的には同じです。これら全てを麺類と言いますし、麺類として考えるならば世界共通の食べ物です。
ヨーロッパではパスタ、中国ではラーメン、日本ではうどん蕎麦。それぞれの地域や国の違い、文化と風習の違い、もしかすると宗教や民族の違いによって、麺類は微妙に変化しながら進化を遂げたのかもしれません。
世界に共通して見られる文化現象と異なるものを比較しながら研究するところが、文化学科です。特に世界史に興味のある人にうってつけの学科です。
文化学科主任 岩村太郎
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