2006年11月
人間環境学科の魅力 Part2
2006年11月27日
「就職にも役立つ、高い情報処理能力を習得できる!!」
人間環境学科を特徴付ける科目として「統計学」があります。この授業では、SPSSという統計処理ソフトを駆使してデータ分析の方法を学びます。学生は各自のノートパソコンにSPSSをインストールし、毎回の授業では学生がそのノートパソコンを持参して、どんどん分析を進めていきます。大学のサーバーに課題ファイルを置いておくのですが、学生たちは無線LANでサーバーにアクセスして、課題をダウンロードしては友だちと相談しながら課題をこなしていきます。
ですから、この授業ではおしゃべり歓迎です。質問も随時受けます。しかし、教員一人では対応しきれないので、私のゼミに所属している先輩学生たちにもサポートをお願いしています。
学生同士が相談し合い、先輩から手伝ってもらい、教員から指導を受け、学生たちはおのずと自学自習の態度が身についていきます。
毎回、課題に対するレポートを提出してもらうので、学生たちは必死です。でも、気がつくといつの間にかグラフや表の加工や読み取り、解釈などが飛躍的に向上していて、レポートもタッチタイピングで作成するまでになります。
そして、多くの企業がデータを読めて語れる社員を求めている現代、このような情報処理能力は、大学での学びに役立つだけでなく、就職の際にもとても大きな武器となっているのです。
人間環境学科 専任講師 喜田安哲
国際社会学科の魅力 Part2
2006年11月20日
NGOや国際協力、アジアの貧困や開発に興味のある人は、長期フィールド・スタディに参加してみませんか。
毎年8月から1月にかけて2年生から4年生が、タイのチェンマイ国立大学にお世話になりながら、自分の関心のあるNGOや農村で体験学習をします。
このプログラムは文部科学省より2006年度特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)にも採択されました。
たとえば、この写真の学生はエイズで両親を亡くしたエイズ孤児をケアする村に滞在し、コミュニティ・ケアネットワークとNGOの役割について学びました。
まだ、こういう問題を学ぼうと決意していなくても、たとえばアジアに興味あるけど、一人ではちょっと怖い、というアナタ。大学のプログラムなので安心です。将来なにかやってみたいけど、まだわからないアナタ。このプログラムで自分探しと可能性を広げてみませんか。
それからもうひとつ。先生との距離がものすごく近くなるのが、恵泉のフィールド・スタディ。厳しいはずのレポート指導なのになぜか楽しそう!?。
恵泉のように小さくてアットホームな女子大だからこそ実現可能なのです。人生で一番楽しいときを、恵泉で過ごしてみませんか?
国際社会学科助教授 堀芳枝
日本語日本文化学科の魅力 PART2
2006年11月13日
京都ゼミ旅行
恵泉では、3年生になると、いよいよ本格的なゼミが始まります。
ひとりの教員に10名前後の学生がつき、
ひとつのテーマで、課題を調べたり、資料をつくって発表したり、
発表者に質問をしたり、意見を言ったりするのです。
私は専門が日本美術史ですので、私のゼミでは、
春学期は「源氏物語絵巻」の1場面を選んで発表し、
秋学期はゼミ生がそれぞれひとつの作品を選んで発表します。
そして、秋の展覧会シーズンには、毎年恒例のゼミ旅行があります。ゼミ旅行の目的は、
1、京都国立博物館で秋の特別展を、奈良国立博物館で「正倉院展」を見学、
2、『源氏物語』の舞台のひとつである宇治に行く、というものです。
もちろん、2泊3日の旅行で、ゼミ生同士の親睦を深めることも目的のひとつです。今年のゼミ旅行の1日目は、近鉄京都駅に集合して、特急で奈良へ。
興福寺、東大寺、正倉院の外構を見てから、奈良国立博物館で「正倉院展」を見学。
2日目は、宇治上神社、源氏物語ミュージアム、平等院鳳凰堂を見学。
最終日は、風俗博物館で袿と狩衣のコスプレをしたあと、
京都御所、三十三間堂をまわり、京都国立博物館で特別展「京焼」を見学しました。
ゼミ旅行の詳細は、私のブログでご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/mariko1961/
日本語日本文化学科助教授 稲本万里子
写真1:奈良公園
写真2:平等院鳳凰堂
写真3:京都国立博物館
英語コミュニケーション学科の魅力Part 2
2006年11月06日
「英語でコミュニケートしたいと思っているあなたへ」
Communicateを辞書で引いたことがありますか? ある英英辞典には、"1.exchange information" 誰と?"with other people"、どうやって?"using words" と続きます。
10年後、世界で約20億人が英語を学習し、約30億人(世界の人口のおおよそ半分)が話していると予測されます。
勿論、英語での情報が最も多いことは言うまでもありません。"2.express your thoughts and feelings" どのように?"clearly"とあります。
現在、英語のネイティブと、ノン・ネイティブの割合は、1:3です。
英語を母語としない人の方が多いのです。相手が求めるのは、「あなたの考えや気持ち」なのです。
ネイティブのような発音より、はっきりと相手にわかるように伝えることです。"3.understand"Communicationの目的は、一方通行ではなく、互いを理解することです。
英語を学ぶから、英語で学ぶ、さらに、英語でコミュニケートすることを目指して、英語コミュニケーション学科で学びませんか?
英語コミュニケーション学科教授 長阪朱美